2-①「とうもろこし」の育て方・栽培方法 (イネ科)

「ゴールドラッシュ」を栽培

dsc00566今年は今流行の品種「ゴールドラッシュ」を栽培する事にしました。昨年から始めたとうもろこし栽培も今年で2回目です。昨年の経験を生かして、今年はあま~い品種で流行の「ゴールドラッシュ」を購入しました。ホームセンターの菜園コーナーで購入しましたが、容量は25mlで280円です。昨年は某100円ショップの品種不明の種を購入したのですが、あまり甘くなく残念な思いをしました。今年こそは甘くて美味しいもろこしを作ろうと意気込んでこの品種を選んだわけです。「ゴールドラッシュ」は粒が全て黄色いイエロー種で、柔らかくて生でも食べれる人気品種です。穂先が実らない先端不稔が少なく安定した収穫が望めるので、とうもろこし栽培の主流品種の一つとなっています。「ふじやま」さんも「ゴールドラッシュ」のとうもろこしを食べた事がありますが、本当に甘くて美味しかったです。真っ黄色の粒で柔らかいので、生でも食べれます。糖度が非常に高く、18度以上もあるといわれています。みかんは12度、メロンは17度程度ですから野菜というよりフルーツに近いです。

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「ゴールドラッシュ」の種蒔き(04/01)

   今年は4月初めに種蒔きしました。透明のビニールマルチを張って一穴に3粒蒔きました。とうもろこしは肥料をたくさん吸収するので肥料を入れた土作りは念入りに行わなければなりません。「かぼちゃ」「さつまいも」はほとんど肥料は必要なく、また「ピーマン」「ナス」もそれほど肥料は必要としませんが、とうもろこしは桁違いに肥料を必要とします。堆肥等の有機肥料をふんだんに投入したいところですが、コストを考えると鶏糞が一番効果的です。堆肥は結構高くて一袋300円から500円位しますが、鶏糞は一袋150円から200円程度で購入できます。化学肥料である化成肥料は即効性がありますが、長期的な視野で栽培期間を考えれば鶏糞等の有機肥料の使用が最善の選択です。今年は昨年「きゅうり」や油菜を植えた区画にイネ科のとうもろこしを4畝作る事にしました。4畝作るといっても家庭菜園ですから消費量が限られています。1度にたくさん作ると食べ切れませんので、1畝ずつ時期をずらして種蒔きする事にしました。

「ゴールドラッシュ」の発芽(04/08)

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種蒔きをして1週間が経過し、ようやく芽が出てきました。ビニールマルチをして地温を上げていますが、まだ4月の初めで多少の寒さは残っています。本当はもうすこし暖かくなってから種蒔きすればよいのですが、時期をずらして栽培する事を考えるとやはり4月上旬のこの時期に種を蒔いておきたいと考えました。寒さに不安が残る中、1穴に3粒蒔きましたが綺麗に芽が出揃って嬉しい限りです。もろこしの種は元々80%前後と発芽率は高いのですが、やはり4月のこの時期で発芽するにはビニールマルチは欠かせないようです(関連記事:マルチングの効果)。この時期に発芽すれば早ければ6月中には収穫できるかもしれません。芽が育つにしたがってこれから「間引き」、「土寄せ」、追肥などやる事はたくさんありますが、これからの成長が楽しみです。

2畝目の種蒔き(04/15)

 4月初めに蒔いた1畝の種も無事発芽してから2週間も経過しましたので、今日2畝目の種蒔きをしました。4月中旬になり、いくらか気温も上がり暖かい日が続いているので、段々栽培の適期になっているのを実感します。1畝目から2週間ずらして2畝目の種蒔きですから間隔は十分だと思います。あと2畝残っているので、それぞれ2週間後、4週間後を目安に種蒔きをするつもりです。最後の畝は多分7月下旬か8月上旬位で収穫できると予想しています。しかし、実際には種蒔きを2週間ずらしたからといって、収穫も2週間ずれるとは限りません。種蒔きの時期によって成長のスピードが異なるからです。まだ寒い時期に早く種蒔きをしてもなかなか成長しないのに対して、暖かくなって気温、地温が十分に上がった時期に種蒔きすればあっという間に成長するからです。ですからいくら早く種蒔きして苦労して成長させても、最終的には無難に暖かい時期に種蒔きした場合とさほど収穫期が変わらない場合もあります。とはいっても、種蒔きの時期をずらせば収穫の時期もずれますので、消費量が少ない家庭菜園では大切です。

間引き第1回目(04/26)

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順調に生育しているとうもろこしの苗ですが、生育の良い苗を残して他は「間引き」をしました。「間引き」とは1箇所に複数の種をまいて、芽が出てある程度成長したら、生育の良いものと悪いものを選別する事です。基本的に1箇所には1株しか栽培しないので、本来は1箇所に1粒まけば良いのですが、その1粒が必ず生育するとは限りません。芽が出ない場合もあるし、あ芽が出ても枯れたり、大きく成長しない場合があるのです。その為、1箇所に数粒まいて最終的に1株にするわけで、「間引き」はその過程の作業です。とうもろこしの苗を間引きする場合は手で抜いてしまうと土を起こして他の苗を傷めてしまう場合があるので、はさみで根元を切るのがおすすめです。せっかく育った苗を切ってしまうのは勿体無い限りですが、これも美味しいもろこしを収穫するためです。昨年、うっかり間引きし忘れた箇所に2株育ったまま収穫期を迎えましたが、実は細く、中身もほとんど詰まっていませんでした。もろこしは肥料を大量に吸うので、養分が分散されてしまったのです。当たり前の事ですが、1箇所に1株は徹底しなければなりません。

2畝目の発芽(05/01)

img_01862週間ずらして種蒔きした2畝目ですが、ようやく苗が成長してきました。2週間ずらしただけあって、当然ながら成長は遅れていますが、気温の上昇のおかげもあって順調に生育しています。昨年は2畝しかつくりませんでしたが、今年は4畝あるので順々に栽培する事ができます。とうもろこしは種蒔きから収穫まで約90日との事なので、3月下旬に蒔いた1畝目の種は6月下旬には収穫できる予定です。2畝目に蒔いた種も順調に成長していますが、収穫まで90日となると7月中旬の予定です。2畝目の種蒔きから既に2週間が経つので、そろそろ3畝目の種蒔きをしようと思っています。

3畝目の種まき(05/08)

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2畝目の種蒔きから既に3週間が経過しましたが、5月上旬の今日3畝目の種蒔きをしました。本当は2週間おきに種蒔きをする予定でしたが、3畝目は少し間隔をあける事にしました。その理由は時期をずらして収穫を楽しむ為には生育のズレが縮小してきた事にあります。単純に考えれば種蒔きを2週間ずらせば2週間収穫が遅れるはずです。しかし、野菜には生育温度がありますから、種まきを2週間ずらしたからといって収穫が2週間遅くなるわけではありません。春からの種まきではだんだん気温が上昇してきますから、気温が上昇してきた5月にもなれば気温がまだ低い3月とは野菜の生育条件が全く違います。例えていえば、野菜の生育にとって5月の2週間が3月の1ヶ月に匹敵するのです。ですから、とうもろこしに限らず野菜全般に言えることですが、時期をずらして種まきしても収穫時期はさほど変わらない事が多々あるのです。

「間引き」第2回目(05/20)

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先月の1畝目の「間引き」に引き続き、今回は2畝目の「間引き」を行いました。1穴に2~3株芽を出していますが、大分成長して「間引き」が遅れてしまったかもしれません。それでも早々と1株に間引いてしまうと、後でその1株が生育不良になったりするとどうしようもありません。一応保険のつもりでギリギリまで「間引き」を引き延ばしていました。もうこれだけ成長すれば十分という所で、本日2畝目の「間引き」を一斉に行いました。2本又は3本の苗から一番生育の良いものを残して、あとはハサミで切りました。

「マルチ除去」と「追肥」のタイミング(06/01)

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とうもろこし栽培で「ビニールマルチ」をいつ外すかは重要です。一般的には株が成長して「雄花」の穂が見えてきたらマルチを外しても大丈夫です。ぐんぐん伸びる株の頂上部にはとうもろこしの受粉に欠かせない雄花が出てきます。稲のような形をした雄花の粒が風などで飛散する事で実になる雌花に受粉するわけです。株もここまで大きくなって成長してくれば気温も上昇してきているはずなので、「ビニールマルチ」を外しても生育に問題ありません。初期の生育を促すにはマルチは有効ですが、その後の「追肥」や「土寄せ」をするには邪魔になるので外してしまいます。

2畝目の「マルチ除去」、「土寄せ」と「追肥」(06/11)

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とうもろこしの生育も順調で背丈も大きくなってきたので、「ビニールマルチ除去」、「土寄せ」と「追肥」を行いました。マルチシートは地温を高めてくれますが、6月に入り気温も20℃を超える日が続いてきたので、もう必要ないと判断しました。それよりもマルチシートをいつまでも張っていると、「土寄せ」もできないし「肥料」も与える事ができません。昨年は6月に台風並みの大雨で株が倒伏してしまいましたが、「土寄せ」をしていれば防げたはずです。今年は種まきも早く、株も早めに成長しているので、もうマルチを除去しても問題ありません。「土寄せ」をする事で根が良く張るようになり、背丈が1m以上にもなるとうもろこしの株が倒れないようにするわけです。また、これだけ成長してくると最初に施した元肥もかなり吸収していますから、肥料切れを起こさない様に「追肥」をしなければなりません。株の間に化成肥料を適量撒いて、「土寄せ」をする事で株元に寄せておきます。

「ヤングコーン」の収穫(06/26)

img_0321とうもろこしの株も生育が進み、背丈も1mを越えるようになってきました。株が大きくなると雌花が受粉して実が形成されてきますが、余分な実は「間引き」する必要があります。とうもろこし栽培の場合、一般的に1株に1本の実だけ作るのが普通で、2番目の実は「ヤングコーン」として収穫します。1株に1本のみ生育させる事で養分の分散を避ける事ができるかれです。成長につれて雌花の絹糸が出てきますが、2番目の雌花が受粉する前の白い糸の小さい実の状態で間引き、収穫してしまいます。熟していないのでもちろん粒は食べれませんが、実全体がまだ柔らかいので、八宝菜のように炒め物として食べる事ができます。

関連記事: >> 「とうもろこし」の育て方・栽培方法 第2回② ‐「ゴールドラッシュ」の初収穫、初賞味、台風で倒伏、収穫時期を逃して熟し過ぎ、畝間の成長差をつける期間、台風で倒伏した3畝目を立て直す、今期最後の収穫 / << 「とうもろこし」の育て方・栽培方法 第1回 ‐基本情報、栽培のポイント、由来・歴史、人生初の「とうもろこし」作り、芽が出始めた「とうもろこし」、わき芽とり、強風倒伏でも回復、「マルチの除去」と「土寄せ」、「ヤングコーン」の収穫、収穫適期、待望の初収穫、品種は「スイートコーン」


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