2「えだまめ(枝豆)」の育て方・栽培方法 (マメ科)

2年目の枝豆栽培 (04/01)

img_0376 「ふじやま」さんの家庭菜園もいよいよ2年目の枝豆栽培になりました。枝豆といえば夏のビールのおつまみですが、ビール大好きな「ふじやま」さんにはたまらない野菜の一つです。枝豆は肥料もそれほど要らず比較的育てやすい野菜です。発芽さえうまくいけば後はそれほど気を配らなくても成長します。去年は1畝だけ数十株の栽培でしたが、同時期に種蒔きしたので収穫期も重なってしまい大変でした。今年は畑の場所を変えて1畝が去年の半分ほどの長さですが、マルチシートも張って万全の準備です。種は昨年と同様に某百円ショップで販売している種を蒔きました。2袋で税込105円なのですが、1穴に2粒蒔いたら足りなくなってしまいました。さすがに百円ショップの種袋は容量が少ないです。予定ではまだもう1畝蒔くので結局ホームセンターで大容量の早生枝豆の種を購入してきました。
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水遣り不要の種蒔き

「枝豆」、「いんげん」「落花生」などの「マメ科」の野菜は種蒔きする時は水遣りしなくても大丈夫です。種蒔きというと水遣りを欠かせない様に思われますが、「マメ科」の野菜は逆に水を遣りすぎると発芽しなくなる場合があります。種が水に弱く、乾燥した種が急に水を含むと膨張して壊れてしまうからです。土がカラカラに乾燥しているなら話は別ですが、多少の湿り気があれば十分に発芽します。また、種蒔きの時期の3月、4月位ではまだ地温も低く、発芽温度まで達しない場合もあります。通常なら遅くても1週間位で発芽するはずですが、全く芽が出てこない場合は追い蒔きすれば大丈夫です。しかし、1穴に2、3粒蒔いておけば発芽率が80%程度の枝豆なら少なくとも1粒は発芽するはずです。1穴に1本立て、2本立てにするかは別にして、発芽しなかった穴にはまたすぐに種蒔きすればそれほど成長の遅れもないと思います。

「追いまき」で苗が勢揃い(04/20)

 ほぼ全ての箇所で芽が出てきたのですが、わずか3、4箇所芽が出なかったのですぐに種を蒔きなおす「追いまき」をしました。最初の種蒔きは3月の下旬でまだ肌寒かったのですが、もう4月に入り大分暖かくなってきたので、追い蒔きした種は芽が出るのも早かったです。一度芽が出てしまえば、後はそれほど手をかけなくても大丈夫ですが、あまり乾燥しすぎたりすると良くないので、時折気を配らなければなりません。追い蒔きでようやく全ての穴から芽が出る事になり、これで畝が綺麗に野菜で埋まる事になりました。現在は1穴から2株出ていますが、間引きをせずこのまま2株ずつ栽培するつもりです。
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種蒔き後約1ヶ月で生育順調 (05/08)

 4月初めに種まきをしてから約1ヶ月が経過しましたが、葉の数も増え続けて順調に生育しています。1穴に2株育てる2本仕立てにしましたが、これは単に収量を増やすだけでなく、2本にする事でお互いに支えあって成長できるからです。これだけ葉が出てきて成長が軌道に乗れば、マメ科の枝豆は後はほぼ放任状態でも育ちます。マメ科の野菜は発芽まで手間がかかりますが、発芽してある程度成長すればあとはそれほど手が掛かりません。畑のスペースの制約でわずか1畝しか作れませんでしたが、それでも家庭菜園なら十分です。マメ科の野菜は肥料が多すぎると逆に実付きが悪くなりますので、これから追肥をする事もありません。このまま7月の収穫まで何もせずひたすら待ち続けます。
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種まき後2ヶ月の生育状況(06/08)

4月初めに種まきしてから約2ヶ月が経過しました。1ヵ月後にはまだ株も5cm程度で弱弱しかったですが、2ヵ月後には高さ20cm程度になりたくましくなってきました。まだ実はついていませんが、来月の初めくらいには収穫できそうです。株の生育も順調で、これならおいしい枝豆が食べれそうです。隣の畝には「いんげん」を栽培していますが、こちらはまだ5cm程度の大きさしかありません。畝間に雑草が伸びてきましたが、なかなか忙しくて除草もできません。収穫まであと1月余りですからもう少し我慢していれば除草しなくても収穫できるかもしれません。
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収穫まであと一息 (06/20)

dsc00507種まきからもうすぐ3ヶ月が経過しようとしていますが、収穫まであともう少しです。枝豆の形が大分はっきりしてきましたが、まだ粒が小さく収穫できるサイズではありません。種まき後は特に手をかける事もなく、ここまで無事に成長できたのはありがたい限りです。たった一粒の種がこうしていくつもの実を付けるのは本当に自然の恵みのおかげです。枝豆は基本的に手がかかりませんが、乾燥しすぎると味が落ちるとの事なので時折水をかけてあげました。今は梅雨の時期ですが今年は意外と天気が良い日が続き、何日も雨が降らない事もあります。気温も上昇しており、枝豆が乾燥してしまうと困るので水を与えた次第です。

初収穫の「枝豆」 (06/28)

苦節3ヶ月、やっと「枝豆」の初収穫です。苦節とはいっても種まき時以外はほぼほったらかし状態の「枝豆」です。マメ科の野菜は手が掛からないといいますが、これほど手が掛からない野菜はありがたいです。6月中旬にはまだ粒が小さかったですが、あれから2週間も経つとすっかり食べ頃のサイズに成長しました。初収穫は6株ほど引き抜き、株から一つ一つ丁寧にマメを獲りました。枝豆はあまり熟し過ぎると固くなってしまうので、多少小さめでも早めの収穫が欠かせません。枝豆はもともと大豆の未熟な実を若どりするものですから、マメが柔らかいうちに収穫するのが大事です。

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初収穫の「枝豆」の味 (06/28)

img_0376初収穫の枝豆を早速塩茹でしてみました。あまり茹で過ぎると固くなるので、「ふじやま」さんの場合は沸騰したお湯で約3分ほど茹でます。塩は適量ですが、舐めてみてしょっぱい位が目安です。3分ほど茹でて少々味見をしてちゃんと煮えていれば出来上がりです。鍋からさっと水揚げしてザルで冷まします。早朝の収穫、調理なので、朝からビールとはいきませんが、味は最高です。茹で加減も重要ですが、やはり収穫の時期を逃さない事が大事です。収穫適期は短く、本当に美味しいのはわずか数日ともいわれています。早過ぎても実が膨らんでいないし、遅過ぎると固くなって味が落ちてしまいます。多少時期がずれてももちろん食べれますが、どうせなら一番美味しい時期に食べたいものです。

収穫2回目の枝豆 (07/01)

 初収穫から4日が経ちましたが、既に収穫適期は過ぎつつあるようです。豆が大分膨らんできて今にも飛び出しそうな感じで、さやが少し茶色く変色してきました。昨年は1度にたくさん作り過ぎて失敗しましたので多少少なめにしてありますが、それでも1度や2度では食べきれない量です。あまり置き過ぎると固くなってしまうので、今日急いで2回目の収穫を行いました。7~8株を引き抜き、1莢ずつ株から取り除きました。今回は前回の2倍近くを収穫したので、ゆでるにも時間がかかりました。前回さっとゆでるのに3分位で丁度良かったのですが、今回は量が多いので大きめの鍋で10分ほどゆでました。沸騰しても豆を入れると再沸騰するのに時間がかかるため、豆に火が通るまでゆっくり加熱しました。莢が多少茶色気味だったので固いかもしれないと思ってましたが、まだまだ柔らかい食感で食べだしたらとまらない美味しさでした。あと2、3回は収穫できると思いますが、あまり遅くなると豆が固くなるので早めに収穫しようと思っています。

収穫終了間際の枝豆 (07/03)

img_0412枝豆の収穫もあと2回ほどで終了ですが、もはや収穫適期は過ぎたようです。もちろん、まだ食べれますがこの後5~6株引き抜いて茹でて見た所、やはり最初の収穫の時より味は落ちていました。初収穫はわずか1週間前ですから、枝豆の収穫適期は本当に短いです。家庭菜園ですから消費量が少なく1度に収穫できないので仕方ありません。1畝を何回にも分けて収穫してできるだけ長い期間楽しみたいと思っています。それでももう十数株しかありませんので、早々と終わってしまうものです。土を耕してマルチを敷いて、鳥に食べられない様に慎重に豆まきして、発芽したら水遣りをして、と育てるのは大変ですが食べるのはあっという間です。今ではスーパーで中国産の冷凍枝豆を安く販売していますが、やはり無農薬の家庭菜園の枝豆の方が安心、安全です。

今年最後の枝豆収穫 (07/13)

 延べ5~6回に渡った枝豆の収穫も、今年はこれで最後になりました。ここ数日雨が降らず、30℃を越す炎天下の下に置かれた為、枝豆の株も大分くたびれている様子でした。しかも透明マルチを敷いているので、かなり地温は上がっています。これ以上収穫せずに放置しておくと実が傷んでしまうと判断し、残りの株を全て収穫しました。全てといってもほとんど収穫してあるので、残りわずか10株程度でした。既に収穫適期は過ぎた事は茶色の莢を見ても一目瞭然です。豆が莢から飛び出しそうになっているのも結構あります。このまま放っておけば「大豆」になるようですが、「大豆」の若い実を食べる「枝豆」を作っているのですから放置しておくわけにはいきません。わずか10株といっても実にすれば結構な量で、5リットル程のバケツに一杯になる位収穫できました。早速、全て塩茹でにしましたが味はそれほど悪くはありませんでした。さすがに茶色い莢の豆は味が悪いので処分してしまいましたが、全体の8割程度は問題なく食べれる状態でした。今年はこれで全て収穫しましたが、考えてみると農家さんにとっては「枝豆」はコストパフォーマンスの悪い野菜かもしれません。場所を取る割に収量が多いわけでなく、販売価格は低めです。特に収穫適期が短い事は収穫、出荷のタイミングが非常に難しいと思います。もちろんどんな野菜でも難しいと思いますが、家庭菜園をしている「ふじやま」さんは気楽なものだとつくづく感じました。収穫適期が過ぎて多少味が落ちようが、色が変わろうが、家庭で食べる事ができれば問題ないからです。
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