1-①「かぼちゃ」の育て方・栽培方法 (ウリ科)

基本情報

分類:ウリ科カボチャ属 / 学名:Cucurbita / 英名:pumpkin, squash / 和名:南瓜 / 種類:西洋カボチャ、日本カボチャ、ペポカボチャ / 品種:えびす、栗みやこ、坊ちゃん、ほっこり姫など/ 主産地:北海道、鹿児島、茨城 / 生育適温:10~35℃ / 種まき時期:3月下旬~5月上旬 / 苗の植え付け時期:4~5月 / 収穫時期:7~9月 / 連作障害出にくい

栽培ポイント

蔓が伸びるので広い栽培面積が必要 / 乾燥には強いが過湿に弱いので排水対策が必要 / 蔓ボケしない様に元肥は控えめにして追肥を行う / 人工授粉すれば着果が確実

由来・歴史

「かぼちゃ」はメキシコの洞窟で数千年前の地層から種が発見されており、中南米が原産とされています。当時のかぼちゃは苦くて実も少なく、種の方を食用としていました。その後、かぼちゃの突然変異によって甘いかぼちゃが生まれる様になると栽培が拡大しました。中南米から世界各地へ伝来する様になりましたが、日本へは天文11年(1524年)にポルトガル船によって伝来しました。日本へ漂着したポルトガル船は東南アジアのカンボジアに寄港しており、カンボジアで手にいれた野菜が「かぼちゃ」だったのです。伝来当初はカンボジアで見つけた野菜なので「カンボジャ」、「かんぼちゃ」などと呼ばれましたが、その後「かぼちゃ」と呼ばれる様になりました。現在はその後アメリカより伝来した「西洋カボチャ」が主流となりましたが、最初に伝来した「日本カボチャ」や「ペポカボチャ」といった様々な種類と品種が栽培されています。

「かぼちゃ」の苗の植え付け(撮影日:05/06)

ka0431家庭菜園二年生の「ふじやま」さんが初めてかぼちゃ栽培に挑戦です。ホームセンターで「えびすかぼちゃ」の苗を6株購入して植え付けました。かぼちゃは初めて作るので全く勝手がわかりませんが、書物によると荒地でも比較的育ちやすいとの事で、あまり耕していない場所で栽培してみることにしました。かぼちゃはウリ科なので「きゅうり」の苗に似ています。苗の状態からしっかりと根付くにはやはり日が掛かるので、風除けは欠かせません。去年同じウリ科のきゅうりを育てましたが、苗がほぼ全てダメになってしまい、栽培の難しさを痛感しました。きゅうりの苗は本当に繊細というか虚弱で、少しの雨や汚れや土壌障害で枯れてしまいます。苗の値段も結構するし、去年散々な目にあっているので、今年はきゅうりの苗は植えていません。dscf0037それでもかぼちゃは保存もでき美味しいので、同じウリ科でもぜひ育てたいと思いました。マルチと風除けと十分な保護をして苗を守っているので、ぜひ今年はかぼちゃ栽培に成功したいと思っています。

 

生育異なる「えびす」南瓜(撮影日:05/27)

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かぼちゃの苗を6株植えましたが、だいぶ順調に成長して来ました。すべて西洋種の「えびす」かぼちゃですが、2株はホームセンターで1株98円、4株はショッピングセンターで1株68円で購入たのですが、後者の方が生育が良いです。2株の方が早く植えたのに、今では後に植えた4株の方が元気に成長しています。左下の写真の手前が2株の内の1株で、左上の株が後植えのかぶちゃです。同じ品種のはずなのに何でこんなに違うのだろうと思ってしまいました。安い株の方が良く成長しているなんて、わからないものですね。

なが~く成長する西洋種の「えびすかぼちゃ」(撮影日:06/08)

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かぼちゃには「日本種」と「西洋種」がありますが、今回植えたのは「西洋種」の「えびす」かぼちゃです。日本種は親づるを摘芯しなければなりませんが、西洋種は親づるにも実ができるので摘芯する必要はありません。成長するにつれ、摘芯しなければならないかなと思っていましたが、西洋種の場合は必要ないとわかり安心しました。初めてのかぼちゃ栽培でどうしたら良いかわからず、これまで放任状態だったからです。又、受粉も自分でやらなければならないなどと本に書いてあったのですが、虫などによる自然受粉は難しいのかもしれません。雌花の花弁の下に実らしきものがありますが、花は既にしぼんでしまっています。どうやら受粉し損ねたのでしょうか。やはり「人工受粉」した方が良いみたいです。それでも今年は好天が続き、気温も結構あるので、かぼちゃの成長には申し分ないです。植え付けから約1ヶ月でこれだけの成長を遂げました。これから梅雨の時期に入りますが、うまく乗り切れれば美味しいかぼちゃが収穫できそうです。

 

「人工授粉」(撮影日:06/11)

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かぼちゃの実は雌花の下にできるのですが、授粉しない限り成長しません。苗全体は植え付けから1ヶ月経って随分大きくなりましたが、いまだに一つも受粉をしていないようです。かぼちゃの栽培は今回が初めてなのでわからない事ばかりですが、やはり「人工受粉」しないと実がつかないみたいです。そこで、早朝に「雄花」の「雄しべ」を取って、「雌花」の「雌しべ」に擦り付ける「人工受粉」を行いました。朝の4時半位に作業したので、まだ開花していなかったので非常にやりづらかったです。雌花の花びらが閉じていて、無理やりこじあけて受粉作業をしました。後で気が付いたのですが、6時頃になって又見てみると花が開いてるではありませんか。何も知らない私は早すぎる受粉作業をしてしまいました。もう少し待って開花してから作業すれば良かったのに、全く無駄な事をしたものです。中途半端な「人工受粉」で本当に受粉したのか疑問ですが、しばらく待って結果をみるしかありません。補足ですが、受粉は別々の株で行わなければなりません。Aの株の雄しべとBの株の雌しべを受粉します。同じ株では受粉しないそうです。

授粉成功のかぼちゃ(撮影日:06/16)

dscf0031人工授粉を終えて数日が経ちました。雌花の実が明らかに大きくなっています。授粉成功のようです。初めてかぼちゃを受粉したので本当に成功したのかわかりませんが、多分成功に間違いありません。これまでに受粉に失敗した実は黄色くなって小さいまま腐ってしまっていますが、この実は違います。かぼちゃの模様も出てきて、明らかにこれからかぼちゃになるという感じです。本によればこのまま1ヶ月位経てば収穫できるようですが、本当に楽しみです。かぼちゃは保存が可能なので、できれば沢山作ってとっておきたいです。

捨てた種から発芽した「かぼちゃの苗」(撮影日:06/06)

dscf0105畑のゴミ捨て場の近くからかぼちゃの苗が出てきました。今まで全く気づかなかったのですが、捨てたかぼちゃの種が発芽して立派な苗になっていました。ゴミ捨て場のすぐそばに2株、少し離れた所に1株で計3株あります。購入したかぼちゃの苗は6株ですが、これらを足せば9株になります。苗も買えば結構しますので、全くありがたい限りです。暇を見て、良い場所に植え替えしようと思っています。

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