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大しょうがの栽培方法・育て方のコツ(ショウガ科)

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収穫したしょうが
収穫したしょうが
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「大しょうが」の種生姜を購入

大しょうがの種しょうが(5月6日)
大しょうがの種しょうが(5月6日)

園芸店で大身しょうがの種生姜を購入して栽培してみる事にしました。1kg入りで780円です。生姜は三州しょうがは栽培した事がありますが、大身ははじめてです。「三州しょうが」はサイズ的には小さくて主に葉しょうがとして食べます。

「大身しょうが」は一般的に「大しょうが」と呼ばれる大きい生姜で、薄切りにして甘酢漬けにしたり、紅ショウガにして食べるのが多いです。「三州しょうが」とは明らかに大きさが違いますが、「大身しょうが」でも葉しょうがとして食べれるのかまだわかりません。今から栽培して確かめたいと思っています。

種生姜の植え付け前の準備

大身しょうがの種しょうが(5月12日)
大身しょうがの種しょうが(5月12日)

一欠けら50gほどに分けて、切り口は乾燥させておく

生姜を植え付ける時は「大しょうが」に限らずじゃがいもの種芋と同様に、適当な大きさに切って植え付けます。種しょうがは一片の重さが50g程度あれば十分育ちます。購入した種生姜の大きさはバラバラで、一欠けらが50gほどの丁度良い大きさのものもあれば、100g以上する大きいものもあります。

種しょうがの重さを測定
種しょうがの重さを測定

手で千切れるものは良いのですが、無理な場合はナイフで分割します。分割する場合には1欠けらに芽が2~3個付いている様な状態で切る事が重要で、生姜はこれらの芽が伸びて育つことになります。

種しょうがを適当な大きさに切る
種しょうがを適当な大きさに切る

 こうして一つ一つ適当な大きさの種生姜ができたら、植え付けの作業になりますが、分割又は切ったら必ず1~2日は乾燥させる必要があります。なぜなら、そのまま植え付けてしまうと、土中で腐ってしまう事があるからです。植付けをする日から逆算して、必ず事前に切り口を乾かしておくようにしましょう。

切り分けた植え付け前の種しょうが
切り分けた植え付け前の種しょうが
切り分けて乾燥させた種しょうが
切り分けて乾燥させた種しょうが(5月14日)

「大しょうが」の種生姜の植え付け方法

種生姜の切り口が乾燥したのを確認したら、いよいよ植え付けます。種生姜は1㎏購入したので、一片50g程度で約20個の種生姜が用意できます。

切り口を乾燥させた種しょうが
切り口を乾燥させた種しょうが

大身しょうがは小さいしょうが(三州しょうが)より株間をとる

「大しょうが」を作るのは初めてなので、以前「三州生姜」を作ったのを参考に作業をしました。「大しょうが」の場合は身が大きくなるので、株間は30㎝位は必要です。

10㎝ほどの溝を掘って株間は20~30㎝空けて、間に肥料をまく

生姜の場合は畝立てをする必要もなく、じゃがいもや里芋の様に溝を掘って植え付けます。生姜の場合は溝の深さは10㎝ほどとれば十分なので、作業的にはそれほど大変ではありません。土の表面をスコップで削って溝を掘るような感じで十分です。株間は20~30㎝は必要で、できれば30㎝あれば良いです。株間の間にはじゃがいもと同じ様に堆肥や化成肥料などの肥料をまいておきます。

種しょうがの植え付け①(5月14日)
種しょうがの植え付け①(5月14日)

種しょうがは芽を上向きに切り口を下向きにして植え付ける

そして種生姜を植え付ける際には芽が出ている箇所を上向きにして、切り口を下にするのが良いです。種生姜と肥料をすべてセットしたら、掘り返した土を埋め戻して植え付け完了です。

種しょうがの植え付けと肥料(5月14日)
種しょうがの植え付けと肥料(5月14日)
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種しょうがの発芽後の管理方法

発芽後はこまめに株周りを除草し、藁などを敷いて乾燥を防ぐ

種生姜の植え付けから約2カ月経ち、既に芽が出て順調に生育しています。正確な発芽時期はわかりませんが、少なくとも発芽まで1カ月以上経過している事は間違いありません。

種しょうがの発芽①(7月15日)
種しょうがの発芽①(7月15日)

芽の周りには油断しているとすぐに雑草が生えてきますのでこまめに除草しなければなりません。又、しょうがは乾燥に弱いので周りに藁などを敷くと良いのですが、生姜を植えた区画は木の傍でほぼ日陰になっていますので、このまま様子を見たいと思います。

種しょうがの発芽②(7月15日)
種しょうがの発芽②(7月15日)
種しょうがの発芽③(7月15日)
種しょうがの発芽③(7月15日)
種しょうがの発芽④
種しょうがの発芽④
種しょうがの発芽⑤
種しょうがの発芽⑤
種しょうがの発芽⑥
種しょうがの発芽⑥

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