2「ピーマン」の育て方・栽培方法 (ナス科)

最高のコストパフォーマンス

img_04481ピーマン栽培も今年で2年目となりましたが、改めてピーマンのコストパフォーマンスを噛み締めています。毎年3月、4月になるとピーマンの苗がホームセンターで販売し始めますが、値段は大体58円から68円程度です。1苗からどの程度の数の実が収穫できるのか全くわからないのですが、仮に収穫期の6月から9月頃まで100個できるとすれば、1個当たり約5銭~6銭になります。50個位としても1個当たり1円~1円20銭程度になります。もちろん、肥料代金や手間を考えればもっとコストは上がりますが、それでもわずか数円でピーマン1個を手に入れる事ができます。野菜作りには種、苗の代金、肥料の代金、手間をかけた労働力のコストなど様々なコストがありますが、野菜の中でもピーマンはコストパフォーマンスの高い野菜です。今年はとりあえず10株を植えましたが、まだスペースがあれば追加で植えても良いと思っています。

4月中旬に苗を植え付け(04/16)

 今年は4月半ばにピーマンの苗を5株植えつけました。ホームセンターで1株68円で5株購入しました。品種は昨年と同じ「京みどり」です。「京みどり」は家庭菜園では定番の品種で、極早生の長めの小型ピーマンです。果肉は薄めで柔らかく、生育旺盛で多収量が見込めて栽培が容易です。「ふじやま」さんも昨年「京みどり」を栽培しましたが、十分すぎるほどの収穫を得て大変満足しました。高温性野菜のピーマンを植えつけるにはまだ早いですが、手が空いている時にやっておかないとあとでできなくなってしまいます。5月になれば各種野菜の種まきや苗の植え付けで忙しくなりますから、できる事は今のうちにやっておいた方が得策です。今年は最低10株植えるつもりですから、まずはとりあえず5株の苗を植え付けました。ピーマンは高温性野菜ですからなるべく暖かい環境にしておく必要があります。透明のビニールマルチで地温を上げ、透明ビニールの風除けを設置して風除けと保温に気を配ります。ホットキャップまで被せれば万全ですが、霜でも降りなければ苗が傷む事はないでしょうから、風除けで十分です。まだ寒さが残る4月中は生育が緩慢でも、気温が上昇してくる5月になれば多少なりとも株が生育してくると思います。
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2回目の植え付け (05/02)

 4月中旬に5株の苗を植えつけましたが、約1週間後に2回目の植え付けを行いました。最初は5株植えつけて今回も5株植え付けて、全部で10株になりました。ピーマンは長期間大量に収穫できるので家庭菜園では重宝しますが、さすがに10株あれば十分です。昨年と同様に今年も多くの収穫を期待しています。4月中はまだ寒さが残るのでしっかりとビニールマルチで保温し、風除けを設置して植えつけました。最初の植え付けと1週間程度しか遅れていないので、さほど生育状態は変わりがありません。5月になれば気温も上昇してきて株も成長してくると思います。それまでは高温性野菜であるピーマンをしっかりと保護しておく必要があります。
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大型種「ゴールデンベル」の植え付け (05/02)

ピーマンは「京みどり」の品種をすでに10株植えてありますが、それとは別に大型で生食もできる「ゴールデンベル」を2株植え付けました。白いポットの苗が2株ありますが、見た目には「京みどり」のような普通のピーマンの苗と変わりません。「ゴールデンベル」という品種は名前の通り「黄色」で果重が150g近くもする大型種です。完熟すると黄色の果実になるますが、未熟の状態では濃緑色です。普通のピーマンがせいぜい50g位ですからほぼ倍の重さです。大型種なので普通の中型種より生育期間が長いですが、彩りも良く味も良いカラーピーマンです。「ゴールデンベル」の栽培は初めてですが、栽培方法は普通のピーマンと変わりません。今年の収穫が楽しみです。
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「わき芽」の摘み取りと「風除け」除去 (05/23)

 植え付けから1ヶ月以上が経過し、苗も大分成長してきたので「わき芽」の摘み取りを行いました。「風除け」をしていたので「誘引」する以外ほぼ放任状態でしたが、葉が込み入って来たので「芽かき」が必要です。ピーマンの「わき芽」取りははじめだけやってしまえば後は放任状態でも十分生育します。「わき芽」を摘み取る場合は、苗の1番花のすぐ下で主枝が枝分かれしますが、そこから下のわき芽を全て摘み取ります。「わき芽」を摘み取る事で、風通しを良くして病気を予防し、栄養の分散を防ぐ効果があります。根元の葉は特に土や水に直接触れる事が多く病気が発生しやすい箇所ですから、なるべく土より上の空間で葉や実が生育するようにした方が良いです。今回、「わき芽」の摘み取りと同時に「風除け」も外しました。5月下旬で気温も上がり、苗も大きくなってきたのでもう必要ないだろうと判断しました。株ごとに生育状態が異なるので、まだ小さい株は「風除け」を残して、いましばらくの成長を見守る事にしました。
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初収穫の「ピーマン」 (06/13)

最初の株の植え付けから約2ヶ月、ようやくピーマンの初収穫です。まだ小ぶりですが、早めの収穫で株に負担をかけないようにしました。梅雨の時期で株に水分も十分いきわたっているので、ピーマンの実自体もみずみずしくて良い出来です。これから続々と花が咲き、実が出来てきますので、家計には本当にありがたい限りです。「ふじやま」さんの場合は炒める事が多いので、これから「なす」や「ピーマン」の炒め物が食卓に上る機会が増えそうです。普通のピーマンの品種「京みどり」を10株植えてありますから、かなりの収量が見込めそうです。

 

毎日が収穫日の「ピーマン」 (07/07)

初収穫から生育も順調で、ほぼ毎日が「ピーマン」の収穫日となっています。毎日どんどん花が咲いて実が大きくなっていますから、収穫しないと逆に株に負担がかかってしまいます。実際、数日収穫しなかっただけで実がスーパーで販売しているような通常の大きさの2倍程度まで大きくなった実が続出しました。毎日実がなるので家庭では消費しきれないほどの収穫ができるのは本当にありがたい限りです。これだけの収量がある今の期間が一番良い期間ではないでしょうか。昨年は8月の1ヶ月間は収穫がほぼゼロに近かった事を覚えています。熱帯性野菜のピーマンも生育温度は25~30℃程度なので、30℃をこれる暑さが続くと成長も妨げられます。実際、昨年の8月は連日の35℃近くの酷暑が続き、ピーマンの花が全然咲かなかった事で収穫ができませんでした。9月に入り、残暑が続くものの、幾分気温が下がってきた為、再び実がなり始めたのです。今年は6月でも日本各地で35℃以上を記録するなど過去最高の猛暑が訪れており、ピーマンの生育にも影響が出そうです。今のところは順調に成長していますが、地球温暖化の影響もあるので心配しています。
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台風で「ピーマン」の株が大打撃 (07/20)

 順調に収穫を重ねていた「ピーマン」ですが、今年の大型台風6号の影響で大打撃を受けてしまいました。ピーマンの株の枝が折れてしまい、せっかく花が咲きこれから収穫しようとしていた実が落ちてしまいました。幸い「ピーマン」の主枝が折れる事はありませんでしたが、側枝が数本折れてしまいました。株ごと倒れてしまうものもありましたが、幸い枝が折れていなかったので支柱を立て直す事で株を復活させる事ができました。「ピーマン」は10株植えてありますが、被害は2割程度といったところでしょうか。元々家庭菜園では食べきれないほど栽培していますから、これ位の被害では食べる分には困りません。それでも台風対策をもっと早く講じていたら被害を最小限に抑えられたのにと後悔しています。しかしながら、今年初挑戦した「ゴールデンベル」2株は壊滅的被害を受けてしまいました。「ゴールデンベル」は主枝がほぼ2本とも折れている状態で、側枝のみ実がついている状態となりました。せっかくこれまで苦労して栽培したのにたった一晩の台風で台無しになるのは無念です。それでもこれだけの被害で済んだ事を喜ぶべきでしょうか。失意の中で折れた枝の後始末をしました。

大量のピーマン収穫 (07/20)

 大型台風6号により被害を受けた「ピーマン」ですが、被害を受けた原因の一つが収穫の遅れにより実がたくさんついて枝が重かった事が挙げられます。「ピーマン」は10株植えてありますが、家庭菜園での消費のスピードが追いつかず、また忙しさにかまけて、数日収穫せずに放置していました。収穫せずにおくと実がどんどん大きくなっていきますが、株や枝に負担がかかり、枝に相当な重量がかかる事になります。そこへ強烈な風雨を持つ台風が来れば、株が倒れたり枝が折れてしまうのは当然です。「ふじやま」さんも気にはしていましたが、台風が来た後では既に遅かったわけです。枝が数本折れるなど被害を受けましたが、これ以上の被害は避けたいので、台風が接近する土砂降りの中、「ピーマン」をできるだけ収穫して株や枝の負担を減らそうと考えたのです。1個数十グラムある「ピーマン」の実は明らかに重く、一つの枝に幾つも実が付いていれば枝も弱くなるわけです。収穫できるサイズのものは全て収穫した結果、何と100個近くのピーマンを収穫しました。これだけの「ピーマン」を一度に収穫した事はかつてありません。余りの数の多さにビックリしましたが、これで株や枝への負担をなくす事ができました。
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