1-①「トマト」の育て方・栽培方法(ナス科)

基本情報

分類:ナス科トマト属 / 原産地:南米アンデス地方 / 学名:Solanum lycopersicum / 英名:tomato / 和名:トマト、赤茄子 、唐柿(とうし)、蕃茄(ばんか)、小金瓜(こがねうり) / 種類:大玉、中玉、ミニトマト / 品種:桃太郎、強力米寿、アイコなど / 生育適温:昼間25~30℃、夜間10~15℃ / 苗の植え付け時期:4月下旬~5月 / 収穫時期:7~10月 / 連作障害アリ

栽培のポイント

種から作るのは難しいので市販の苗を利用する / 連作は避け、最低4~5年は間隔を空ける / 連作障害や病気に強い接木苗がオススメ / わき芽は小さな内に摘み取る / 雨に弱いのでハウスや雨除けのビニール屋根などを利用すると良い

由来・歴史

南米アンデス山脈高原地帯原産の「トマト」は8世紀にはインカ、アステカの民によって栽培されていました。コロンブスの新大陸発見時代にスペインに種が持ち込まれましたが、当初は観賞用としてのみ広まっていました。16世紀にイタリアで飢饉で食糧難が発生した時に人々が止むを得ずトマトを食べてみたところ案外美味しかった事から食用として広まる様になりました。トマトソースや数々のトマト料理など用途が広がり、イタリア料理に取り入れられる様になりました。イタリアだけでなく、ポルトガルやスペインでも広がり、日本へは17世紀に伝わったと考えられます。世界には8千種類以上のトマトがあり、日本では約200種類の品種が登録されています。

トマトの苗の植え付け①(撮影日:4月10日)

dscf0421今年最初のトマトの苗の植え付けです。4月といえどまだ肌寒いので、ちょっと早いかなと思いましたが、ホームセンターで安く売っていたので、12本植えつけました。苗は1本68円~98円位が相場ですが、見切り品のためか24本で(その内、12本が「なす」)800円と1本当たり33円でした。なすはだいぶ干からびていましたが、トマトはしっかりしてましたので購入した次第です。まあ、これ位の値段なら駄目になってもまた買えばいいやと思いました。さて植える場所ですが、トマトは陽当たりの良い場所を好みますが、最初は物置の裏に植えてしまって後で植え替える羽目になりました。ホームセンターで安いのをみてつい衝動買いしてしまい、畑の準備も不十分なまま購入してしまったのは失敗でした。昼間急いで植えたので、午後なって日陰になってしまう事に気づき、翌日に今の場所に植え替えたのです。やはり、畑の準備を万全にして計画的に植えなければいけませんね。
dscf0029

トマトの苗の植え付け②(撮影日:5月6日)

dscf0034今年もトマトの苗を植えつけました。先月、既に12本の苗を別の場所に植えてありますが、今回は追加で10本植えつけました。計22本の苗なので一家にしては多すぎると思われますが、生育の不出来を考えるとこれぐらいで十分ともいえます。実際、先月植えた苗の4本が既に折れてしまい、収穫不能となってしまいました。4月は天候不順が続き、気温も上がらず、今年は苗を植えるには早かったようです。今回の追加の分はじっくりと気温が上昇した5月を見計らって10本植え付けました。まだ植えつけたばかりなので、風除けのために周りをビニールシートで囲いました。トマトは雨に弱いので、本当は上部に支柱を組んでビニールシートで覆って雨除けを作りたいのですが、新しく支柱を買わねばならずコストもかかるので、このような風除けで我慢しています。これでも日光は通すし、風除けで苗を守ってくれるので、何もしないよりはましだと思います。時間があれば手作りの雨よけの支柱を組みたいですが、なかなか難しいのが現状です。

ぐんぐん成長するトマトの苗②(撮影日:5月27日)

dscf0040苗の植え付けから3週間が経過。ビニールシートの風除けの効果もあってか、苗が順調に育って随分大きくなりました。5月中の陽気も良くて、もう花も咲き始めています。昨年は天候不順が続き、梅雨も長雨が重なり、トマトには本当に大打撃でした。今年はまだ梅雨入りしていないのでどうなるかわかりませんが、去年より早く植えた事もあり、生育は順調です。今年はたくさんトマトを食べれたらいいなと思っています。

 

1株10円のトマトの苗③(撮影日:06/03)

dscf0096今年は1区画、2区画と合計20株以上のトマトの苗を植えつけましたが、さらに3区画目に10株の苗を植えつけました。これでトマトは合計30株以上になりました。本当は2区画で20株もあれば十分ですが、たまたま立ち寄ったショッピングセンターでトマトの苗の処分セールをやっていました。6月に入り、もうトマト苗の植え付け時期には遅いですが、成長しないわけではありません。処分セールだけあって、なんと1株10円です。10円ですからさすがに苗もあまり元気がない。でもダメもとで10株購入しました。さっそく植えつけましたが、さすがにヒョロヒョロですね。うまくトマトができるかどうかわかりませんが、やるだけやってみたいと思います。

欠かせないトマトの「わき芽かき」(撮影日:05/27)

dscf00321トマト栽培に欠かせないのが「わき芽かき」です。トマトは生育旺盛で気温が上がると共にどんどん成長しますが、放っておくと好き勝手に伸びてしまいます。支柱に沿って着実に上に伸びていくにはわき芽の除去は欠かせません。トマトは成長にしたがって枝の間に芽が生えて来ますが、主枝を丈夫に上に伸ばすにはわき芽を確実に除去しなければなりません。この「わき芽かき」を怠ると主枝が伸びる節目節目でわき芽に養分を吸われてしまうので、思う様にトマトが育たないのです。

さっそく実がなりました②(撮影日:06/13)

dscf0026今年は梅雨入りが遅く、6月に入っても晴天が続いています。天候のお陰でトマトの生育も順調で、1段目の花にさっそく実がなり始めました。もう既にピンポン玉くらいの大きさにはなっていて、このまま好天が続けば早めに収穫できそうです。

 

自作の雨除けビニール屋根②(撮影日:06/16)

dscf00291「ふじやま」さんの故郷でもいよいよ梅雨入りです。昨年より10日、平年より5日遅い梅雨入りですが、トマトには厳しい時期がやってきました。トマトはもともと雨量が少ないアンデス高地原産の野菜ですから、雨には弱いんです。昨年もトマトを作りましたが、あまりに長い梅雨で収穫が極端に減りました。花がついても長雨のせいで落花して実がつかず、葉茎ばかりが伸びてしまいました。今年はそんな目にあいたくないので、自分で雨除けを作りました。「雨除け屋根」の費用は約100円。ビニールのポリ袋の代金のみです。手持ちの竹の棒とプラ支柱を組んで、骨組みを作りその上にポリ袋をかぶせました。ホームセンターでは緑のプラスチックのドーム型の支柱が売られていますが、結構高いんです。この畝は2列植えで苗が10本ほどあるので、幅が1m近くあります。買うとしたらかなり大きな雨除けにしなければなりません。ホームセンターでは2,3千円ほどするので、それでは高いトマトになってしまいます。ドーム型の支柱なら設置も簡単で翌年もすぐ使えて楽なのですが、せっかく資材があるので自分で作ることにしました。雨がたまらない様に傾斜をつけて、支柱や竹を何本も上にかけて一本一本紐で縛るのは大変でしたが、まあまあの出来栄えです。

2箇所目の雨除け屋根①(撮影日:06/29)

yasai96月末になり梅雨の時期もそろそろ終わりですが、長雨も続く中でやはり「雨除け」の必要性を感じて又作りました。トマトは今年30株以上栽培していますが、10株には「雨除け」をしましたが、残り約20株はそのままです。「雨除け」をつくるのも結構手間がかかるのでそのままにしていましたが、やはり雨が多いこの時期はトマトの生育にはあまり芳しくありません。雨が降る度に気になって仕方なかったので、また10株に「雨除け」を設置しました。初めの「雨除け」は結構手間取りましたが、2回目は馴れたもので前より短時間で完成しました。

関連記事: >> 「トマト」の育て方・栽培方法 第1回②  ‐まだ赤くならないトマト、「株間」と「畝の高さ」、2ヶ月後の初収穫、梅雨には必須の「雨除け」、梅雨明け後の収穫最盛期、水分不足(?)のトマト /  >> 「トマト」の育て方・栽培方法 第2回① ‐4月下旬の苗の植え付け、トマトの苗の選び方、品種「強力米寿」を選択、「わき芽とり」、2本立てのトマトで収量アップ、さっそくトマトの実ができました / >> 「トマト」の育て方・栽培方法 第2回② ‐初収穫、梅雨のダメージで落果続出、「風通し」と「日当たり」が大事、傷みが多く少ない収量、株も疲れて実も小さい、今年のトマト栽培終了


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

CAPTCHA