「トマト」の栽培方法 (ナス科) 第2回②

初収穫の「トマト」(07/02)

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梅雨明けはまだまだですが、7月に入ってようやくトマトを初収穫しました。今年は雨除けを設置していないので、正直トマトの出来は良くないです。早速食べてみて味は申し分ありませんが、やはり収量が少ないです。1株で2本仕立てに挑戦しましたが、梅雨で花が咲かなかったり実が傷んでしまったりして実際に収穫できるのは少なくなってしまいます。ハウスや雨除けを設置して栽培すればよいのですが、手間やコストを考えるとなかなか大変です。それでも7月に入り梅雨明けすれば、これからまだ花が咲いて美味しいトマトができると思います。毎年の事ですが、トマト栽培で梅雨の時期は本当に辛抱です。

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梅雨のダメージで落果続出(07/08)

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梅雨の時期の長雨と日照不足はトマト栽培にとって最大の障害です。梅雨が長引けば長引くほどトマトは被害を被ります。株もとに着花した1番果ですが、雨と日照不足で腐って落果していまいました。せっかく花が咲いて受粉して実ができたのにこうして腐ってしまうのは残念です。ここまでくると最早収穫できないので、傷んだ実を一刻も早く取り除く事が必要です。このまま放置して株自体が被害を受けるのは避けなければなりません。また、株の上部でも梅雨の影響で本来なら3つ4つ付くはずの実が1つだけしか実が付いていません。他の花は雨などの影響で落花してしまったと思われます。収量増を狙って1株2本仕立てにしてありますが、今のところ思ったほど実が付いていません。今年は7月8日にようやく梅雨明けしましたが、トマトはかなりのダメージを被りました。それでも株自体は生き残っていますので、これから本格的な夏が近づくにつれ株も元気を取り戻し、美味しいトマトが収穫できると思います。

「風通し」と「日当たり」が大事(07/10)

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トマトに限らず「なす」、「ピーマン」など茎葉が密集する野菜は「風通し」と「日当たり」が成長を左右します。梅雨の時期は特に日当たりが悪いので、少ない日光をいかに満遍なく茎葉に当てる事が重要です。日当たりが悪いと株の成長も実付きも悪くなり、何より病気が発生しやすくなります。また、茎葉が密集し過ぎると「風通し」が悪くなり、これまた病気が出やすくなります。「なす」「ピーマン」もわき芽を取りますが、これは栄養を分散させない様にするだけでなく、「日当たり」や「風通し」を良くするためでもあります。トマトは元々中南米原産の高地栽培の野菜ですから、雨や湿気が苦手です。梅雨の長雨で実が腐ったり、葉が枯れてしまったりしますが、傷んだ実や枯れた葉は極力取り除いて健全な生育環境を確保しなければなりません。トマトの葉は成長に従い、徐々に下から枯れていくのでそれほど問題ありませんが、「風通し」と「日当たり」を良くするにはすぐに取り除く必要があります。手でむしったりハサミで切り落としたりと、30分ほど作業しましたが、随分とすっきりしました。これから上部の2番果、3番果と成長していくのが楽しみです。

傷みが多く少ない収量(07/23)

dsc006541梅雨も明け台風も去り、ようやく夏らしくなってきましたが、これまでの「トマト」収穫は芳しくありません。「トマト」は雨に弱いので、梅雨や台風が来ると実が傷んでしまいなす術がないからです。今年は「雨除け」を設置していないので、雨の被害は甚大です。初収穫から3週間余り経ちますが、ほとんどの花が落花して実もいたんでしまい、これまでまともに収穫できたのは10個にも満たない程度です。株の根元付近の一番果はほぼ全滅で、これから2番果、3番果とどれだけ収穫できるか期待するしかありません。ビニールハウスでもあればこんな被害はないのにと思いますが、「トマト」の栽培は本当に手間がかかります。

株も疲れて実も小さい(08/01)

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8月に入り連日の猛暑が続き、「トマト」の株も大分疲れてきました。所々枯れている箇所が目立ち、株に勢いがないのが一目でわかります。雨が降らない日が続きますが、「トマト」は元々雨が苦手で乾燥には強いので問題ありません。但し、乾燥しすぎると実に水分が行き届かなくなり、食感が悪くなります。あまりにも日照りが続く場合は株元に水遣りをしても構いません。多少の乾燥は大丈夫としても、やはり8月の猛暑では収穫もあまり見込めません。「トマト」の生育適温は25~30℃程度なので、35℃にも達する連日の猛暑では生育に障害が出てきます。30℃を超してくると実もつきにくく、大きくなりづらくなります。実もわずかについていますが、肥料不足のせいか小さいものがほとんどです。

今年のトマト栽培終了

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4ヶ月に渡るトマト栽培も8月末でいよいよ終了です。今年は生育が悪く、収量も少なかったです。まともに収穫できたのは30個に満たないほどです。これも「雨除けシート」を設置していなかったせいでしょう。今年は雨が多くて株が雨ざらしにされる事が多く、実も裂け株も目に見えて弱ってしまいました。さらに、8月の酷暑ともいえる暑さで、トマトの生育温度の上限とされる25℃を超える日が続きました。大玉品種を育てていても中玉ほどの実しかつかず、天候と肥料不足の影響を受けて、収穫は満足できるものではありませんでした。順調な生育には追肥が必要ですが、あまりに生育が悪いので8月中旬からは観念して放任した次第です。酷暑と大雨の影響で株も次第に衰弱し、8月末には枝も枯れて収穫不能となり、今年のトマト栽培は終了となりました。

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