「すいか(西瓜)」の栽培方法 (ウリ科) 第1回②

ワラを敷かずに雑草だらけ (06/28)

img_0589スイカやカボチャ栽培ではワラを敷くのが定番ですが、マルチのみでワラを敷かずにいたら雑草だらけになってしまいました。ワラというのは意外と手に入らないもので、農家でもなければ買ってくるしかありません。苗の購入の際に、ホームセンターで探してみると非常に高いので断念しました。20リットルのポリ袋位に裁断されたワラが入っていましたが、たったそれだけで600円ほどしたのを覚えています。スイカ6株を栽培するために区画全面にワラを敷くとしたら数千円はかかってしまいます。苗自体は1株98円ですから、あまりにも勿体無い話です。結局、ワラの購入は断念して株元だけマルチを敷く事にしたのですが、6月下旬まで放任していたら信じられない位に雑草が繁殖してしまいました。丁度梅雨の時期で雑草が生い茂るには最適の時期ですが、スイカにとっては日も当たらず栄養も奪われて良い事はありません。植え付け当初、ワラの代わりに布でも敷こうかと悩みましたが、つるから養分を吸収できなくなると困るので、そのまま放置していたらこのような状態になってしまいました。初めてのスイカ栽培といえど完全に失敗です。しかし、株はもちろんまだ生きていますから、これから何とか雑草を取り除いてつるが見えるようにしたいと思います。

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雑草除去とダンボール敷設 (07/06)

スイカ栽培区画の雑草除去と併せて、ワラの代わりに布とダンボールの敷設を行いました。本来なら栽培当初からワラを敷いていれば作業は必要なかったのですが、ワラがなく放任していた為にこのような結果に至りました。雑草は高いもので50cm以上にも成長し、3株2畝で栽培している畝間を全面覆い尽くしていました。つるが成長して畝間にも伸びていますので、鍬などの道具は使えず、雑草を一つ一つ手作業で取り除いていきました。つるを傷めないように慎重に慎重に雑草を抜いていきますが、ツルが雑草に絡まっており、作業は難航しました。つる自体も太さが約5ミリほどと細くて傷みやすいのでいかに損傷を少なくするか苦労しました。どんなに慎重に作業してもどうしてもつるに多少のダメージは与えてしまうようで、つくづく最初にワラを敷いていたらと後悔するばかりでした。雨の中、土の上を這って慎重に草とりをしましたが、「ふじやま」さん自身も泥だらけでつるや葉にも泥が付着してしまい、これから無事に成長してくれるかどうか心配です。

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スイカの一番果は大丈夫か (07/07)

dsc00588 ほぼ放任栽培で育てていたスイカですが、1番果がかなり成長してきました。昨日、雑草を取り除いてつるの下にダンボールや布を敷いて生育環境は改善しましたが、「摘芯」作業以来ほぼほったらかし状態でした。栽培の指南書等を見ると、本来なら9節から10節目に着果する1番果は摘果した方が良いらしいです。まだ株が生育不十分の時に着果すると、甘くならなかったり生育不良になる可能性があるとの事です。しかしながら、雑草を伸ばし放題にしていた様に、スイカに手をかけなかった「ふじやま」さんは「摘果」を全くしませんでした。人工受粉の作業もしませんでしたが、ミツバチが勝手に受粉をしてくれたみたいです。今では1番果がハンドボール大の大きさまで成長しており、さすがに「摘果」するのはツライです。はじめてのスイカ栽培なので多少の失敗は仕方ないと割り切り、今回はそのまま成長を見守る事にしました。今後、どのように成長するか報告します。

6株で現在10玉ほど生育中 (07/10)

スイカの苗を6株植え付けしましたが、7月上旬現在大小あわせて10玉ほど生育しています。大きいものは既にハンドボールサイズですが、小さいものはまだソフトボール大と様々です。受粉したばかりの小さな玉も2~3あるようですが、これらは数に入れていません。はじめての栽培でこんなに沢山できるとは嬉しい限りですが、逆に順調すぎて不安にもなります。栽培当初からワラを敷いておけば良かったのに放任して雑草だらけにしてしまったり、その雑草の除去で茎葉を傷めてしまいました。雑草除去から数日経って見た目にはダメージはありませんが、これから無事に成長するか心配で仕方ありません。つくづくワラを敷かなかった事を後悔しています。また、はじめての栽培のため栽培スペースが計算できず、かなり窮屈な栽培区画になってしまいました。梅雨明けしてこれから炎天下の中でさらに成長するのであれば、今の倍くらいのスペースは必要かもしれません。何はともあれ、何事もやってみなければわかりませんから、例え失敗しても次の栽培の教訓になればよいと思っています。全体的には一応順調に成長していますが、そろそろ追肥をした方が良いかもしれません。これから順調に成長すれば収穫時期の見極めが重要になりますが、一般的には大玉スイカは受粉から40~50日位が適期といわれています。受粉日をチェックしておけば良いのですが、それもしていないので、大雑把に考えると6月中旬に受粉して7月下旬から8月上旬が最初の収穫期と予想されます。

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完熟「すいか」で最高の出来!(07/21)

今年初めて栽培した「すいか」ですが、今日1個初収穫しました。中身が全く見えない状態で、初めて作る「すいか」なので収穫適期が全くわかりませんでした。恐る恐る包丁を入れてみると、真っ赤に完熟した最高の「すいか」でした。熟し具合をみるのに良く手で叩いたりしますが、実際叩いても全然わかりません。まだ成長中の小さい玉と収穫間近の大玉とは確かに音が違いますが、音で食べ頃を判断するのは難しいです。本やネットで「すいかの収穫時期」を調べてみると、音だけでなく玉の裏側のつるが枯れているかとか、玉にツヤがなくなってきてからとか、受粉後40~50日が良いとか書いてあります。受粉した日は正確にはわかりませんが、多分6月中旬だと思うので、大体40日程度は経過しているはずです。いくら悩んでも仕方がないので、思い切って一番大きい玉を収穫したわけです。初めての「すいか」栽培で、これほど良質の「すいか」が獲れて本当に嬉しい限りです。早速食べてみましたが、食感も良くとても甘い「すいか」でした。スーパーで買えば1,500円程度はするであろう「すいか」がこうして家庭菜園で食べれるのですから、本当にありがたい事です。畑にはまだ10個近くありますから、しばらくは「すいか」尽くしの日々が続きそうです。

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「すいか」の音で食べ頃を判断 (07/25)

「すいか」の音で食べ頃を判断するのは難しいですが、何となくですがコツが掴めて来た感じがします。初収穫から数日で既に3個の「すいか」を収穫しましたが、全ての「すいか」は叩くと「鈍い音」がしました。ドンドンという低音の「鈍い音」の場合は中身が崩れているか、身が熟れ過ぎているようです。実際、収穫した3個全ては身が熟しているものの、中身が崩れてしまっていました。シャリシャリと食感は良く、甘みも十分で上出来でしたが、さすがに店で売っているものの様に完璧ではありません。中身が崩れているのはどうやら玉が肥大して成長する早さに中身の成長が追いついていかない場合に良く起こるらしいです。ある程度玉がついて成長し始めたら、つるの先端を切って玉に栄養を与える作業をしなかった事が影響していると思われます。何分はじめての栽培という事で、玉が10個以上付いて出揃っても、そのままつるを放任して伸ばし続けてしまいました。栽培初期に親づるの摘芯をしましたが、それ以来つるには全く手を付けていません。今まで収穫したすいかは「鈍い音」しかしませんが、逆にピンピンと弾ける「高い音」は身が詰まっているらしいです。まだその様なすいかには出会っていませんが、あと10個程度は残っているので果たして甘くて身が崩れていないすいかに巡り会えるか楽しみにしています。
すいか1個目(7月21日)すいか2個目(7月23日)すいか3個目(7月25日)

病気発生で収穫危うし (07/27)

順調に生育していた「すいか」ですが、残念ながら葉が黒ずんでくる病気が発生してしまいました。「すいか」は接木でなければ5年間は連作できないとの事ですが、連作すると病気が発生するからです。「ふじやま」さんが今回「すいか」を栽培した区画は連作ではありませんが、ここ数日の天候不順の長雨で病気が発生してしまったようです。「すいか」の病気は色々ありますが、葉が黒ずんで枯れ初めていることから「つる枯れ病」と推測されます。一旦病気が発生してしまうと回復するのは困難ですから、天候が回復してこれ以上病気が拡散しない事を祈るばかりです。病気の影響を心配して、今朝既に2個収穫しましたので、これまでで大玉を5個収穫した事になります。これだけでも初めての栽培にしては大成功ですが、まだ7~8個未収穫の玉があります。無事にそれらの玉の収穫を終える為にも病気の蔓延は避けたいところです。とはいえ「ふじやま」さんの家庭菜園は無農薬栽培ですから農薬は使用しません。全ては天候次第という事になります。尚、この区画ではもう病気が発生しましたし、向こう5年間は連作できません。来年は別の区画で「すいか」を作りたいと思います。

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>> 「すいか(西瓜)」栽培 第1回③
>> 「すいか(西瓜)」栽培 第1回①


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