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2「なす」の育て方・栽培方法(ナス科)栽培事例

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早過ぎた苗の植え付け(撮影日:4/10)

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4月上旬に苗を12本植え付けましたが、ほとんどが寒さと風雨で折れたり枯れてしまいました。今年の4月は天候不順で雨が多く、なかなか気温が上がらない日々が続きました。12本の苗が1ヵ月後には4本しか残らない惨憺たる結果となりました。本当は5月に入り気温が上昇したら植えるつもりでしたが、ホームセンターでたまたま安く販売していたのでつい衝動買いしてしまいました。市価の6割引でしたが、3分の2も駄目になったら意味がないですね。やはり、時期をみて計画的に栽培した方が良いです。

4月末の苗の植え付け(撮影日:4/29)

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4月の天候不順も収束に近づき、気温も徐々に上昇してようやく春らしくなってきました。これなら苗を植えつけても大丈夫だろうと、ようやく苗を5本植えつけました。4月上旬に植えつけた苗は8本もダメになってしまい、本当に無駄になってしまいました。今回の5本は茎も葉もしっかりしていて順調に育ちそうです。「マルチシート」だけでなく、「風除け」もしっかり施し、万全の状態で植えつけました。土作りにも日当たりにも気を配ったので、出だしは順調です。もちろん、これから大きくなるにつれ、肥料、支柱立てや整枝など手入れが必要なので、頑張っていきたいと思います。

5月中旬の苗の植え付け(撮影日:5/13)

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5月に入り気温も上がり、陽気が良くなって野菜作りも忙しくなって来ます。なすの苗の植え付けも2回に渡り行って来ましたが、8本もダメになって残り9本です。これだけでも十分ですが、畑はまだスペースがあるので、又なすの苗を植えつけることにしました。今年は上手くいけば「なす」だらけの夏になりそうです。「連作障害」の事も考慮して、同じ畝には同じ科の作物を育てたいので、「ナス科」の「トマト」「ピーマン」を同じ畝に植えつけました。来年は同じ場所には別の科の野菜を作るつもりです。

収穫間近の「なす」(撮影日:6/20)

収穫間近のナス
収穫間近のナス

5月の連休前後に植えつけた10本のなすの苗も随分成長し、ようやく収穫間近になってきました。苗の成長を促すため、1番花は摘み取りましたが、2番花、3番花が受粉して立派に大きくなってきました。順調な生育ですが、あまり大きくすると株に負担がかかるので、そろそろ収穫しようと思っています。ここまで成長するのには、土作りや風除けに気を配り、水遣りを欠かさずしてきたおかげです。植え付け時期の5月は天候にも恵まれて、苗が傷むこともなくここまで成長することができました。

収穫最盛期のナス(6月下旬)

収穫最盛期のなす
収穫最盛期のなす
収穫最盛期のなすの株(6月下旬)
収穫最盛期のなすの株(6月下旬)

初収穫を終えたなすですが、生育も順調で毎日収穫しています。株を十数本植えてあるので、毎日少なくとも1本、多くて5本位は収穫できます。農薬は使いたくないので消毒は全くしていないため、かなり害虫の被害を受けています。株元から大量の蟻が茎をつたって葉を食い荒らしています。ほとんどの株は元気に育っていますが、葉が結構穴が空いていて困っています。それでも花はたくさん咲いて実が多くなっていますので、収穫量には満足しています。

マルチのわきに「追肥」

収穫が順調な「なす」ですが、何本も収穫しているとさすがに肥料切れになってしまいます。土作りはしっかり行ったので、肥料は十分のはずですが、それでも追肥は必要です。株の生育状況をみて、数週間に1回は追肥を行います。ビニールマルチの脇に化成肥料を適量まいて土にすき込みます。ビニールマルチがあると追肥がやりにくいのですが、マルチは地温上昇や病害防止に必要です。マルチの脇にしっかりと化成肥料をすきこんで、なすの生育を助長します。

夏の猛暑と虫食いで収量減少(撮影日:7/30)

猛暑で品質が落ちた茄子(7月26日)
猛暑で品質が落ちた茄子(7月26日)
疲れてきたナスの株(7月26日)
疲れてきたナスの株(7月26日)

順調な収穫が続いていましたが、夏も本格的になると収穫量が目に見えて減って来ました。株がだいぶ大きくなり、成長に勢いがなくなって来た上、葉がかなり虫に食われています。6月下旬から7月中旬までの「なす」がみずみずしくて艶があって一番品質が良かったのですが、8月に入ると固くて虫食いがあり小さななすが多くなりました。なすが小さくなったのは肥料のせいもあるかもしれませんが、これだけ葉が虫食いにやられるとさすがに収穫に影響してしまいます。

「秋なす」のために「更新剪定」

これまで十数株から相当数の収穫がありましたのが、株が大きくなりだいぶ成長疲れが見えてきました。真夏の暑い時期にこのまま葉茎を伸ばしてもこれ以上の順調な収穫は望めないので、一度伸びきった葉や茎を切り戻す「更新剪定」の必要があります。剪定することで又新たに葉茎が伸びてきて、花が咲いて、なすの実がなります。早めに剪定すれば、夏の猛暑が過ぎて涼しい秋になればもう一度おいしい「なす」を収穫できます。もうすでにかなりの量を収穫したので十分元は取りましたが、せっかくですから「更新剪定」しておいしい「秋なす」を収穫したいものです。

「更新剪定」と「根切り」(撮影日:8/5)

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連日30度を超える猛暑で夏も真っ盛りの中、今日「なす」の「更新剪定」と「根切り」を行いました。1メートル以上もあった株ですが、葉茎を半分以上も切り落として、まるで散髪に行ったかのようにスッキリしました。「更新剪定」についてはこれまで気にはしていたのですが、いざバッサリ切るとなると勇気がいるものです。本で調べたりしていたのですが、ちょうどテレビでなすの「更新剪定」の仕方を紹介していたので、その通りにしてみました。まず、伸びきった葉茎を半分を目安に切り落とします。思い切りが肝心で躊躇して少しだけ切っても効果が少ないです。これで秋になるまでにはまた新しい茎と葉が生えて、なすの実がなります。剪定と共に、「根切り」をするのも重要です。根から養分を吸い取るのですから、根も同じように切る事で新しい根が生えてきて養分の吸収が促進されます。本枝から円形に周囲30cmにスコップで差込み、伸びきった根を切断します。「根切り」と同時にスコップと土の隙間に化成肥料を「追肥」すれば万全です。夏の間はしばらくは「なす」が収穫できませんが、おいしい「秋なす」を食べるための準備期間として楽しみにする事にします。

「更新剪定」後の収穫(8/28・9/7)

更新剪定後のナスの株(9月5日)
更新剪定後のナスの株(9月5日)

手間をかけて「更新剪定」しましたが、その後の収穫は芳しくありませんでした。収穫はわずか数本で満足のいくものではありませんでした。はじめて「更新剪定」をしたのでやり方が悪かったのかもしれませんが、剪定後の株は以前のように元気がなく、葉も茶色がかっていました。

家庭菜園のテレビ番組で紹介していた通りの方法で剪定と根切りを行いましたが、よほど旨くやらないと1株で夏と秋の2期に渡る収穫は難しいようです。「秋茄子は嫁に食わすな」とまでいわれる美味しい秋茄子ですが、今回は完全に失敗でした。秋茄子を収穫するには新たに苗を植えつけたほうがよさそうです。実際、ホームセンターでも秋茄子用に8月でも茄子の苗が販売されていました。更新剪定後以降はほとんど収穫できず、次の作付けのために結局株を抜いて処分してしまいました。

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苗の植え付け1回目(4/21)

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4月下旬になり気温も大分上昇してきたので、なすの苗を5株植え付ける事にしました。なす栽培も今年で2年目に入り、昨年の経験を生かして今年も美味しいなすを作りたいと思っています。品種は「千両2号」や「黒陽」がよく出回っていますが、まずは「黒陽」を5株植え付ける事にしました。植え付けするなら5月中旬位が適期ですが、1度に何株も植えると大変なので、分散して植え付け作業をする事にしました。あまり早く植えつけたからといって気温が上がらなければそれほど収穫の時期に差はないのですが、天候不順の場合や苗の入手可能性等のリスクを考えて、作付けを分散しています。昨年は4月中旬に植えつけた苗が天候不順でほぼ全滅してしまい、苦い経験をしました。マルチシートのみで風除けを十分に設けなかった事も原因だと思いますので、今年は1株1株丁寧にマルチシートと風除けで保護しました。支柱もしっかりと挿し、苗を麻紐で誘引して万全の対策を施しました。まだまだ弱弱しい幼苗ですが、順調に生育してくれればと願っています。

苗の植え付け2回目(05/02)

購入したなす(千両2号)の苗
購入したなす(千両2号)の苗
なす(千両2号)の苗の植え付け①
なす(千両2号)の苗の植え付け①
なす(千両2号)の苗の植え付け②
なす(千両2号)の苗の植え付け②

5月上旬に入り、2回目の苗の植え付けをしました。今度も5株ですが、品種は「千両2号」です。前日にショッピングセンターで1株68円で購入しましたが、先日植えた「黒陽」と比べると貧弱感は否めません。これは品種の違いというより、苗のポット大きさの違いといったほうが良いでしょう。「黒陽」のポットは9cmで大きめでしたが、一方「千両2号」のポットはわずか6cmと一回り小さいものでした。ポットが小さければ必然的に苗も小さくなります。同店では「すいか」の苗が目的で訪れましたが、ついでになすの苗も購入してしまいました。あまりに弱弱しい苗で心配でしたが、畑で成長してしまえば結局は同じです。どちらも無事に成長してくれる事を願うばかりです。5月になったとはいえ、まだ気温も十分上がってませんので、ビニールマルチと風除けを施しました。特に風除けは茎も細い幼苗にとっては重要です。吹きすさぶ強風から守ってくれる風除けは苗にとっては神様です。支柱も立てて誘引もしていますが、苗が十分に育つまでは保護が必要です。

なすの品種「黒陽」と「千両2号」

なすの栽培をする上でまず気になるのはどの品種を植えるかです。なすの種類は多数ありますが、種苗店やホームセンターで実際販売されている品種は限られています。どの店に行っても一般的には「黒陽」と「千両2号」が苗の代表的品種です。「黒陽」は濃黒紫色の極早生の太長なすで、初期収量が多い豊作タイプの品種です。「千両2号」は夏秋なすの代表的品種で人気も高く、濃黒紫色の長卵形なすです。皮も柔らかくて食味が良く、長期間収穫可能です。どちらの品種も長い品種改良の上に生き残ってきた品種で、なす栽培では1、2を争う品種です。「ふじやま」さんは正直どちらの品種が良いのかわからないので、両方とも栽培しています。味も大事ですが、やはり収量も重視しなければなりません。品種の特徴では長期間収穫できるという「千両2号」に注目しています。

苗の植え付け3回目(05/09)

なすの苗の植え付け①(5月9日)
なすの苗の植え付け①(5月9日)
なすの苗の植え付け②(5月9日)
なすの苗の植え付け②(5月9日)
なすの苗の植え付け③(5月9日)
なすの苗の植え付け③(5月9日)

先日の5株の植え付けに引き続き、今日もなすを4株植えつけました。これで今年は3回目の植え付けで、株数は全部で14株になります。家庭菜園でこれだけの株を植えつけるのは明らかに多いと思います。普通の家庭菜園ではせいぜい2株とか多くても5株位だと思いますので、こんなに作ってどうするのかとツッコミを入れたくなります。それでも昨年は12~13株作っても食べきれないほどの量ではなかったので、14株でも大丈夫だと思います。なすは炒めて良し、煮て良し、揚げて良し、漬けて良しと万能野菜ですから、ありすぎて困るという事はありません。今年は1畝に既に10株を植えつけてまだスペースがありますが、今回の4株は全く別の場所に植えつけました。全て同じ畝だともしうまく成長しなかった場合が心配だからです。4株は今年「トマト」を植えつけた横に植えつける事にしました。同じナス科なので「連作障害」を避ける為にも同じ科の作物を同区画で栽培する事は重要です。10株は土を耕して肥料をまく全面施肥を行いましたが、この4株は植え付け場所に溝を掘って肥料を埋めておく「溝施肥」を行いました。根の張り具合にもよりますが、なすは栽培期間が長いので「溝施肥」の方が良いかもしれません。ともあれ、植え付け場所を別にする事で、リスク分散を図りました。これで今年のなすの苗の植え付けは終了で、黒陽を5株、千両二号を9株植えつけました。

「わき芽」取り、誘引、風除け除去(05/23)

なすの脇芽取り①(5月23日)
なすの脇芽取り①(5月23日)
なすの誘引と風除けの除去①
なすの誘引と風除けの除去①
なすの誘引と風除けの除去②
なすの誘引と風除けの除去②

4月下旬に植えつけた苗も大分大きくなり、風除けからはみ出すほど成長してきました。風除けも窮屈になってきましたので、今日外して「わき芽」の除去と茎の誘引を行いました。今まで風除けを設置していたので、わき芽はそのままにしておきましたが、これだけ株が大きくなればそろそろ取り除かなければなりません。枝葉が混み過ぎると日光が十分当たらなかったり、風通しが悪くなるからです。なすの場合は主枝を2本、3本にして側枝を伸ばす方法が多いですが、どちらにしても「わき芽」の除去は欠かせません。特に株元はわき芽だけでなく枝葉もある程度取り除く必要があります。株元はマルチをして泥跳ねを避けても、水が常時かかるような状態では傷んでしまうので、取り除いて風通しを良くしてしまった方が良いです。株の高さは1メートル以上にもなりまだ枝葉も成長するので、株元で栄養を分散させてしまう事はありません。株元の枝葉やわき芽を取り除いてスッキリした後は成長した枝を支柱に結び付ける「誘引」をしておく必要もあります。

「わき芽除去」と「誘引」続き(6/04)

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「風除け」を外してから「わき芽」取りと「誘引」をしましたが、今回も引き続き「わき芽除去」と「誘引作業」を行いました。まだまだ花が咲く気配はありませんが、健全な成長を促すにはこうした手間暇を惜しんではいけません。最初のわき芽除去から2週間も経つと株も成長し、「わき芽」も生えてきます。前回取り損ねた「わき芽」も取り除いて、長くなった茎を麻紐で「誘引」しました。茎も葉も虫に食われた形跡もなく、青々と健全に育っています。株元から生えている「わき芽」もしっかり取り除いて、風通しを良くしてあげる事が大切です。

関連記事: >> 「なす」の育て方・栽培方法 第2回② ‐次々と花を咲かせる茄子、初収穫、虫食いがひどい葉と実が固い茄子、夏の猛暑で生育不良、マルチ除去で土中温度上昇防止、8月はほぼ収穫ナシ / >> 「なす」の育て方・栽培方法 第1回 ‐基本情報、栽培のポイント、由来・歴史、早過ぎた苗の植え付け、4月末の苗の植え付け、5月中旬の苗の植え付け、収穫間近、待望の初収穫、毎日が収穫日、マルチのわきに「追肥」、夏の猛暑で収量減少、「秋なす」のために「更新剪定」、「更新剪定」と「根切り」、「更新剪定」後の収穫

次々と花を咲かせる茄子(6/20)

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4月下旬に植えつけ始めた茄子も、2ヵ月後の6月下旬になり、ようやく花が咲いて実がなりはじめました。生育状態も良く、虫の害もなく、申し分ありません。花が次々と咲いて実がなり始めているのもあり、初収穫まであと少しです。今は梅雨の時期で畑が乾く事はありませんから、多量の水が必要な茄子には丁度良い時期です。

初収穫(06/26)

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4月下旬に苗を植えつけてから、2ヶ月でようやく初収穫です。まだ小ぶりですが、あまり大きくすると株に負担が掛かり、あとの実がなるのが遅くなりますので早めに収穫しました。昨年も6月下旬に初収穫たので、時期的にはやはり今が収穫の時期となります。色艶があり、触ってみて弾力もあるので、初収穫としては上出来です。早速炒めて食べてみましたが、やはり初収穫の野菜は何を食べても美味しいものです。

虫食いがひどい葉と実が固い茄子(7/10)

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6月下旬の初収穫から次々と収穫してきましたが、7月上旬になって段々と品質が落ちてきました。昨年は7月末に経験したのですが、葉が虫食いにやられて実も小さく、固くて虫食いだらけになってしまう現象です。初収穫からまだ2週間程度しか経っていませんが、もうこれだけ質が落ちてしまうとがっかりです。消毒をすればよいのかもしれませんが、「ふじやま」さんの家庭菜園は無農薬が鉄則ですから農薬は使用しません。色々調べてみると、実が小さく固くなるのは「石なす」と呼ばれ、虫食い等で実が裂けるのは「裂果」といいます。どちらも茄子の生理障害で、大雨や日照不足など天候不順による所が大きいそうです。こればかりは天候次第ですから、早く梅雨が空けて好天が続くようになる事を願うばかりです。また、今年の6月は過去最高の気温を記録したりと気温の上昇も著しいので、アブラムシなどの虫の被害も大きいようです。株元の葉を取り除いたり、上部の葉を適度に切ったりして日当たり、風通し良くすると良いかもしれません。

夏の猛暑で生育不良(08/10)

梅雨明けした7月中旬からしばらくは涼しい日が続きましたが、7月末から連日30℃を超す猛暑になり、「なす」の生育が著しく悪くなってきました。梅雨明け寸前には既に生育不良が出てきましたが、葉が虫食いの被害を受けて実は艶がなく固いものばかりです。8月に入るとまともに収穫できる実がほとんど生らなくなりました。「なす」の生育適温は15℃~30℃で、30℃以上の高温になると花粉機能が低下し、着果が少なくなります。また、連日の日照り続きで土は完全に乾いてしまっています。昔から「なすは水でつくる」といわれますが、これだけ乾燥していると良い実ができるわけがありません。

マルチ除去で土中温度上昇防止(08/12)

真夏のナスの生育状況③(8月12日)
真夏のナスの生育状況③(8月12日)
真夏のナスの生育状況③(8月12日)
真夏のナスの生育状況③(8月12日)

夏の猛暑で土の温度が上がり過ぎると生育が悪くなるので、「ビニールマルチ」を外しました。4月下旬に植えつけた当初は地温上昇に役立ちましたが、35℃近くになる8月の猛暑では「ビニールマルチ」は逆に暑すぎて生育を阻害します。葉は虫食いがひどく、「なす」の実もなかなか良いものができません。このままでは夏の収穫はほとんど見込めません。猛暑がやわらぐ9月、そして秋茄子となる10月にもならなければ収穫できないかもしれません。昨年は剪定をしましたが、今年は一切剪定しないつもりです。このまま8月は我慢して、9月にも再び収穫できれば良いと思います。

8月はほぼ収穫ナシ(8/28)

「なす」は今年は14株も植えてありますが、8月に入ってからは収穫はほとんどありません。小さな実はできてもそれ以上成長せず、6月下旬に収穫した様なみずみずしい「なす」の面影はありません。8月中は結構雨も多く潅水も十分だと思いますが、これほど生育が悪いとなす術がありません。葉も虫食いだらけで枝にも元気がないのが一目でわかります。近所の畑の「なす」は葉が生い茂り、美味しそうな実がなっています。羨ましい限りですが、ちゃんと手入れをしているから収穫できるのでしょう。ほぼ放任状態の株では収穫を望むべくもありません。手をかけたい所ですが、秋冬野菜の作付けに忙しく、手を回せない状態です。

9月で収穫は望めず栽培終了か

8月を過ぎて多少暑さが和らぎ、9月に入れば少しは収穫可能かと思いましたが、状況は変わらずじまいでした。今年はシーズンを通して栽培が不調に終わったともいえ、まともに収穫できたのは6月の収穫初期だけではなかった気がします。7月は虫食いにやられ、また実は固くなる一方で、8月は猛暑で収量が激減し、9月になっては秋ナスも収穫できずといった具合です。原因は多々考えられますが、次回の栽培に生かしたいと思います。

関連記事: >> 「なす」の育て方・栽培方法 第2回① ‐4月下旬に苗の植え付け、5月上旬に2回目の苗の植え付け、「黒陽」と「千両2号」、3回目の苗の植え付け、「わき芽」取り、誘引、風除け除去、引き続き「わき芽除去」と「誘引」/ >> 「なす」の育て方・栽培方法 第1回 ‐基本情報、栽培のポイント、由来・歴史、早過ぎた苗の植え付け、4月末の苗の植え付け、5月中旬の苗の植え付け、収穫間近、待望の初収穫、毎日が収穫日、マルチのわきに「追肥」、夏の猛暑で収量減少、「秋なす」のために「更新剪定」、「更新剪定」と「根切り」、「更新剪定」後の収穫

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