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キャベツの育て方・栽培方法(アブラナ科)

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キャベツ
キャベツ

基本情報

原産地:地中海地方 / 分類:アブラナ科アブラナ属 / 学名:Brassica oleracea L. var. capitata / 和名:甘藍、玉菜 / 英語:cabbage / 発芽適温:15~30℃ / 生育適温:15~20℃ / 連作障害:あり、2~3年空ける / 品種:春キャベツ、夏キャベツ、冬キャベツ / 主産地:愛知県、群馬県、千葉県

栽培のポイント

  • 栽培時期に合った品種を選ぶ
  • 初心者は夏まき秋冬どりがおすすめ
  • 苗を購入して植え付ければ簡単
  • 連作はせず最低2年は間隔を空ける
  • 青虫などの害虫被害の対策が必要
  • 追肥は植付けから3週間後と6週間後の結球開始期の2回行う
  • 苗はポットに種蒔きして作ると管理し易い
  • 結球が始まるまでにできる限り外葉を大きく育てる

由来・歴史

地中海・大西洋沿岸原産のキャベツはケルト人によって栽培化されたケールが起源です。紀元前600年頃、ケール人によって結球しないキャベツであるケールがヨーロッパに伝えられましたが、当時は薬草として利用されていました。その後ケールの中でも結球する様な品種が生まれて、現在の様なキャベツとして食用に栽培される様になりました。日本では明治期になって作られ始めて、昭和期には急速に消費が拡大しました。現在では品種改良が進み、全国各地で気候に合わせて栽培されています。

苗より種を購入

 家庭菜園の定番といえば「キャベツ」ですが、苗を植えるより種まきして育てた方がお得です。確かに苗を買って来てそのまま植え付けした方が簡単ですが、コストを考えると断然種蒔きした方が安上がりです。ホームセンター等で販売している「キャベツ」の苗は一般的には60円~100円程度です。苗を植え付けて2ヶ月、3ヶ月育ててようやく収穫しても、同じ様な「キャベツ」がスーパーで150円程度で売られています。特売なら100円を切る場合もあり、何ヶ月もかけて育てたわりにコスト的には報われません。もちろん、天候不順で1個250円、300円する時もありますが、そんなに高い時は稀です。一方、種を購入して育てれば、1個当たり数円程度のコストで済みます。「ふじやま」さんの場合は、ネットで5ml入り(約700粒~1000粒)で税込180円(送料込)の種を購入したので、種1粒当たりのコストは0.2円程度です。もちろん、全ての種が発芽して大きくなるわけではありませんが、それでも10粒から1粒収穫できると仮定しても「キャベツ」1個当たりのコストは2円程度です。種まき、水遣り、間引き、植え替えなど種まきから育てるのは大変ですが、それでも手間と時間に見合うだけの見返りは期待できます。

キャベツの種袋表
キャベツの種袋表
キャベツの種袋裏
キャベツの種袋裏
キャベツの種まき
キャベツの種まき

7月下旬の種まき(07/27)

7月下旬になり、早朝から「キャベツ」、「芽キャベツ」、「ブロッコリー」の種まきをしました。「ピーマン」「トマト」など夏野菜の収穫の最中ですが、そろそろ秋冬野菜の準備をしなければなりません。昨年は8月下旬になってから種まきをしたので、秋冬の収穫には全然間に合わず、翌年春にようやく収穫する羽目になりました。あまりに種まきが遅かったので、急遽「キャベツ」の苗を10株ほど購入して植え付けました。昨年の失敗を繰り返さない様に、今年は早めに種まきしました。まずは苗専用の畝を立てて「苗床」を作り、後に植え替えをする予定です。収穫を終えた枝豆栽培の区画を耕して、幅70cm、長さ5m、高さ10cmほどの畝を立てました。畝の3分の2ほどを「キャベツ」用に確保し、20cm程度の間隔で3列を作り、種を筋蒔きしました。支柱で土の表面に跡をつけ、その上に一粒ずつ種を置く様な程度で、あとで薄く覆土しました。「とうもろこし」や「落花生」の種は2~3cmの深さにまきますが、「キャベツ」はせいぜい2~3mmの深さといった程度で「にんじん」の種まきに似ています。

キャベツの種まき①(7月27日)
キャベツの種まき①(7月27日)
キャベツの種まき②(7月27日)
キャベツの種まき②(7月27日)
キャベツの種まき③(7月27日)
キャベツの種まき③(7月27日)

「育苗箱」で種まき(07/27)

キャベツの育苗箱
キャベツの育苗箱

 畑の「苗床」とは別に、「育苗箱」にも「キャベツ」の種をまきました。「苗床」だけでも十分種をまきましたが、乾燥すると無事に発芽成長するかわかりません。発芽して苗がある程度の大きさになるまでは注意が必要で、陽射しが強いと乾燥して発芽成長できなくなります。「苗床」の場合は場所を変える事はできませんが、「育苗箱」なら日陰でも日向でも自由に置く事ができます。成長の程度や天候に応じて自由に移動できますので、管理しやすくなります。但し、「苗床」の場合もそうですが、「育苗箱」の場合は特に中に入れる土に気をつける必要があります。もちろん畑の土でも構いませんが、腐葉土や堆肥を3~4割混ぜると土がフカフカして発芽しやすくなります。土が雨や水遣りでだんだん固くなってくると発芽しづらく苗も成長しにくいからです。

「種まき用の土」でなければ生育せず(08/12)

種まき用土でキャベツの種まき
種まき用土でキャベツの種まき

「キャベツ」の種を7月下旬にまきましたが、全然育たないので再度種をまき直しました。今度は16穴のプラグトレイを買ってきて、「種まき用の土」をいれて種まきしました。7月下旬に育苗箱で種まきしましたが、こちらは発芽したものの雨が降るたびに土が固くなってしまい、結局苗が育ちませんでした。最初は箱一面に発芽して苗が育ち始めましたが、8月中旬になるとわずか数本しか残りませんでした。やはり種まきするには専用の土を使わなければダメだという事を思い知らされました。「種まき用の土」は保水性、排水性、肥料分に優れ、弱い苗でも十分に育つ柔らかさを持つ特別な土です。ホームセンターで売られている様な立派な苗になるまでは細心の注意を持って管理しなければなりません。畑の育苗床にまいた種も今ではほとんど全滅し、今また育苗箱の種も壊滅状態です。今度こそはとこのプラグトレイでの種まきが成功する事を祈るばかりです。

難しいキャベツの苗作り(08/31)

8月中旬から種まき用の土でキャベツの種まきをしましたが、8月下旬になってもほとんどまともな苗が育っていません。発芽率の低さもさることながら、発芽しても全然育たないのです。種まき用の土ですから土には問題ないと思いますが、ここ数日は大雨や日照りが繰り返され、思うように発芽、成長しないのです。種まきして苗が育つまでは細心の注意が必要ですが、それなりの注意を払ってもなかなか良い苗はできないものです。発芽しても葉は小さく茎はヒョロヒョロで、吹けば飛んでしまいそうなひ弱な苗です。一番初めの種まきは畑の育苗床にまいたのが7月末ですが、既に1ヶ月以上が経ってもまともな苗ができず失敗続きです。畑に直播きしてもダメ、育苗箱に撒いてもダメ、プラグトレイにまいてもダメとなれば打つ手がありません。それでもヒョロヒョロながらも一応発芽していますので、なんとかわずかでも畑に植えられる苗ができればと願っています。明日から台風が近づくとの事で、トレイを玄関の軒下に避難しています。台風が過ぎ去ったら早めに畑に植え付けしようかと思っている次第です。

トレイでキャベツの種まき①

トレイでキャベツの種まき①

トレイでキャベツの苗作り①

トレイでキャベツの苗作り①

トレイでキャベツの苗作り②

トレイでキャベツの苗作り②

「キャベツ」の苗の植え付け(09/09)

種まきから1ヶ月程度でようやく育てた「キャベツ」の苗を今日畑に植え付けました。台風の影響で1週間ほど玄関先に避難していましたが、やっと畑に植える事ができました。「白菜」の苗は順調に育ちましたが、キャベツは半分以上が発芽せず、ここまで育てるのに苦労しました。発芽率が悪く成長も緩慢なので、追加で128穴のセルトレイに種まきしましたが何と1個も発芽しませんでした。なぜこれほど発芽率が悪いのか不明ですが、プラグトレイに撒いた種の幾つかが苗まで成長できたので、植え付けする事ができました。しかし、苗といってもようやく葉が4枚出てきた程度で極めて小さく、ホームセンターで販売している苗とは大きさは比べ物になりません。市販の苗を植え付けたいのは山々ですが、1本税込68円と高価です。1個100円~150円程度でスーパーで売られている「キャベツ」にも関わらず、苗を1本68円で買ったら割りに合いません。これだけ苗が小さいと冬に収穫できるか心配ですが、ビニールマルチを敷いてありますので、保温効果で年内に収穫できるかもしれません。

種から育てたキャベツの苗
種から育てたキャベツの苗
キャベツの苗の植え付け(9月9日)
キャベツの苗の植え付け(9月9日)
キャベツの苗を植え付けた畝(9月9日)
キャベツの苗を植え付けた畝(9月9日)

「キャベツ」の苗の植え付け(第2回目)(09/14)

5日前に引き続き、残りの「キャベツ」の苗を植え付けました。ホームセンター等で今の時期、「キャベツ」の苗を販売しているので、植え付け時期としては適期ですが、販売されている苗とは雲泥の大きさです。自宅で種まきから育てた苗は何度も撒きなおしてようやく育てたものですが、生育が間に合わずにいまだ小さいままです。これ以上トレイで栽培していても植え付けが遅くなるばかりですから、今回ほぼ全ての苗を植えつける事にしました。冬に収穫できるまでに生育が間に合うか甚だ疑問ですが、遅れても来春にでも収穫できれば問題ありません。まずは畑を十分に耕し、幅60cm、高さ10cmの畝を立てました。事前に苦灰石灰、鶏糞、化成肥料を撒いておきます。実はここは昨年アブラナ科の「大根」や「白菜」を栽培した区画なので、同じアブラナ科の「キャベツ」は作るべきではないのですが、他に場所がないのでこの場所にせざるを得ませんでした。本当は輪作が望ましいのですが、栽培面積が限られる家庭菜園では完全に連作を避ける事は難しいです。何も作付けせずに畑を休ませる選択も考えましたが、それでは収穫がゼロになってしまうので、例え「連作障害」が出たとしても栽培する決断をしました。幅60cmの畝に45cm間隔で1条植えにして「キャベツ」の苗を15株ほど植え付けました。あまりにも苗が貧弱なので日除け、風除け、虫予防も兼ねて肥料袋の囲いを設置しました。昨年も虫食いの被害には悩まされたので、今の内から囲いをしておけば安心です。しかし、それよりも心配なのはこんな小さな苗が無事に生育できるかどうかです。囲いをしたので安心ですが、まずは一般的に売られている程度の苗の大きさくらいまでは成長して欲しいものです。

キャベツの苗の植え付け②(9月14日)

キャベツの苗の植え付け②(9月14日)

キャベツの苗の植え付け③(9月14日)

キャベツの苗の植え付け③(9月14日)

キャベツの苗の植え付け④(9月14日)

キャベツの苗の植え付け④(9月14日)

「キャベツ」の苗を購入して植え付け(09/18)

種から育てた苗だけでは心配なので、「キャベツ」の苗を10株購入して植え付けました。自分で種まきして育ててみたものの、なかなかうまい様にはできないものです。自分で育てた苗はまだわずか数cmの大きさで、コストパフォーマンスは良くても無事に秋に収穫できるか不安です。苗が小さく成長が遅れているので、成長するまでに冬になってしまう可能性があるからです。仮に収穫できたとしても冬を越して翌年の春になってしまうようでは困るので、ホームセンターで市販の苗を購入してきたわけです。市販の苗は普通1株68円程度ですが、お得パック10連結パックで税込398円の「キャベツ」の苗があり、思わず飛びついてしまいました。10株で398円とは1株39円ですから、これはお得です。品種は「YR夏晴(なつばれ)」と呼ばれるもので、「病気に強い年内どり品種」との事です。植え付け時期は「8月中旬~」で、収穫は「定植より約2.5ヵ月後」です。9月中旬に植え付けるので、うまくいけば11月末から12月初めには収穫予定です。但し、11月、12月になると気温が低くなり、「キャベツ」の生育が止まる可能性もあるので、それまでにどれだけ成長できるかが重要です。それならばもっと早く植えつけするべきでしたが、なかなか計画通りには行かないのが個人の家庭菜園です。

キャベツの苗‐YR夏晴(なつばれ)10個セット

キャベツの苗‐YR夏晴(なつばれ)10個セット

キャベツの苗の植え付け①(9月18日)

キャベツの苗の植え付け①(9月18日)

キャベツの苗の植え付け②(9月18日)

キャベツの苗の植え付け②(9月18日)

 関連記事: >>「キャベツ」の育て方・栽培方法 第2回 ‐「不織布」で虫除け、「寒冷紗」で日除け、丸まり始めた葉、無事に種より成長、畑が天然の冷蔵庫、冬でも収穫可能なキャベツ、「春キャベツ」と「冬キャベツ」 / >> 3「キャベツ」の育て方・栽培方法 ‐秋まき春どりの富士早生「キャベツ」、10月の種まき‐真夏の種まきは困難、秋まき直播きで生育順調、冬の生育状況、春の収穫前の生育状況、待望の春の収穫、収穫適期を過ぎたキャベツ

コメント

  1. […] 8月下旬になり、これ以上「きゅうり」の収穫は見込めず、栽培を終了しました。初めに種まきした株が枯れ始めたので追い撒きしましたが、猛暑のせいか全く育ちませんでした。「きゅうり」の栽培自体は3月末から始めたのですが、7月半ばには株が既に生育を終えてしまいました。時期をずらして種まきして順次収穫するつもりでしたが、タイミングが遅かったのか大雨や猛暑の天候のせいか、発芽して苗まで成長しても、以後全くつるが伸びません。苗のまま2週間、3週間経っても一向に成長の兆しは見えず、結局栽培を断念する事にしました。秋になれば「だいこん」、「白菜」、「キャベツ」などの秋冬野菜を作らなければなりません。いつまでも収穫の見込みのない野菜を栽培するわけにいかず、諦めて支柱、ネット、マルチを取り外しました。 […]

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