すいか(西瓜)の育て方・栽培方法 (ウリ科)

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大玉スイカ
大玉スイカ
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基本情報

分類:ウリ科スイカ属蔓性一年草 / 原産地:南アフリカ / 学名:Citrullus lanatus/ 英名:watermelon / 生育適温:23~30℃ / 種類:大玉、中玉、小玉、黄玉、黒玉など / 品種:紅大、縞王、紅小玉、伝助など / 主産地:熊本、千葉、山形 / 苗の植え付け時期:4~5月 / 収穫時期:7~8月 / 連作不可

栽培のポイント

  • 連作障害が出易いので、少なくとも5年は間隔を空ける
  • 連作する場合は接ぎ木苗を利用する
  • 種から育てるのは難しいので市販の苗を利用する
  • 高温を好むのでマルチ、ホットキャップ、トンネルなどを活用
  • 乾燥には強いが過湿には弱いので水はけの良い場所で作る
  • 収穫適期の目安の一つは実の上の巻きひげが枯れている事

由来・歴史

熱帯アフリカ、アフリカ中部原産の「スイカ」は紀元前5千年には既に栽培され、四千年前のエジプトの壁画にも描かれています。

その後地中海沿岸からヨーロッパ、インド、11世紀には中国へ伝わり、中国ではシルクロードを通って西方から来た瓜という事で「西瓜(シイグァ)」と呼ばれました。

日本へは中国から室町時代以降に伝わったとされ、江戸時代には各地で栽培される様になりました。

明治時代にはアメリカから新たな品種も伝わり、以降品種改良が進み、昭和時代には大和スイカと都スイカの2品種も生まれました。

現在ではこれら2品種を中心とした改良品種を中心とした栽培が行われていますが、他にも小玉、黄玉、黒皮、オレンジといった様々な品種があります。

すいかの栽培事例①

はじめてのスイカ栽培

 夏の暑い日に食べたい野菜といえば、やはり「スイカ」です。

カンカン照りの猛暑の中で、キンキンに冷やしたスイカを食べるのは最高です。

今年の夏はスイカを食べて至福の時を味わいたいと思い、はじめて今年スイカ栽培に挑戦する事にしました。

5月の今でもスーパーでスイカが売っていますが、1玉2,000円あまりと高級品です。

夏のシーズン中でも1,500円位はするでしょうから、自分で作る事ができればこんなに良い事はありません。

家庭菜園をはじめて数年の「ふじやま」さんですが、一通りの野菜は栽培してきました。

それでも「スイカ」は野菜の中でも栽培が結構難しいとの事なので、今回は本当にできるか挑戦です。

1株98円の「赤大チャンピオン」 (05/01)

大玉スイカの苗(赤大チャンピオン)
大玉スイカの苗(赤大チャンピオン)

さっそくスイカの苗を6株購入してきました。品種は「赤大チャンピオン」と表示されていましたが、調べてみると正式名称は「チャンピオン」のようです。

「大玉で非常につくりやすい」と表示されていましたが、「連作障害」に極めて強い品種との事です。

初心者でもつくりやすいとの文句に魅かれ、「チャンピオン」の苗を購入しました。

とはいっても他に2種類位しか品種がなかったので選択肢は少なかったです。

すいかの苗は普通はとても高く、1株198円とか250円とかするのですが、某ショッピングセンターで1株98円で販売されていました。

スイカは「連作障害」が出やすく5、6年は連作できないとの事なので、高価な苗は多分「接木苗」ではないかと思います。

一方、「ふじやま」さんが購入した苗は接木していない、種から育てた純粋の苗の為、1株98円だったのではないかと思います。それでも1株98円は安いので、6株も購入しました。

スイカの苗の植え付け (05/02)

すいかの苗の植え付け①
すいかの苗の植え付け①
すいかの苗の植え付け②
すいかの苗の植え付け②
すいかの苗の植え付け③
すいかの苗の植え付け③

昨日購入したスイカの苗を今朝植え付けました。

スイカは「かぼちゃ」「さつまいも」の様に実を食べるので、「つるぼけ」してはいけません。

「つるぼけ」は肥料が多すぎる事が主原因ですが、それでも肥料を全く遣らないわけにはいきません。

「ふじやま」さんはスイカ栽培は初めてなので、どのくらい肥料を施したらよいかわかりません。

家庭菜園の本やネットで調べましたが、どれも方法や施肥量は異なります。

しかし、どれも肥料が多すぎると「つるぼけ」すると共通の説明があります。

スイカのツルは何メートルにもなり、ツルの先端からも養分を吸うので、思い切って「元肥」を全く施さず、「追肥」のみで栽培する事にしました。

2畝で6株栽培する事として、1畝に3株、株間は2m、畝間2mとりました。これだけのスペースをとれば十分余裕がある栽培ができると思います。

高温性野菜といわれるスイカは4月~5月に植え付けますが、5月初めといえどもまだ保温は欠かせません。

マルチシートで地温を上げ、透明のビニールの風除けで苗を保護しました。

本当ならプラスチック製の「ホットキャップ」を使いたい所ですが、結構高いのでビニール袋で代用する事にしました。

これから無事に育っていくか心配ですが、何とか収穫を目指したいと思います。

親づるの「摘芯」 (05/23)

5月初めに植え付けたスイカの苗も少しずつ大きくなり、本葉が6~8枚位になったので「摘芯」をしました。

すいかの栽培では本葉が5、6枚になった時点で親づるの先端を切って子づるを伸ばす「摘芯」を行います。

はじめてのスイカ栽培なのでわからない事だらけですが、本やネットで調べて思い切って本日摘芯しました。

苗は全部で6株ですが、1株だけまだ本葉が5つだけで他は全て6~8葉まで成長していました。

摘芯がはじめてで心配といってもいつまでも放っておくわけにいかないので、思い切ってハサミで切りました。

親づるの先端を切る事でわき芽の成長が促進され、わき芽に実が出来るとの事です。

本当に大丈夫かなと心配ですが、このまま成長を見守りたいと思います。

保温用風除けの除去 (05/23)

すいかの風除けの除去①
すいかの風除けの除去①
すいかの苗の摘芯①
すいかの苗の摘芯①
すいかの苗の摘芯②
すいかの苗の摘芯②

「摘芯」したついでに保温用の「風除け」を取り除きました。

5月下旬になり大分暖かくなってきたので、「風除け」を外しても大丈夫だと判断しました。

本当はつるが成長して風除けに収まりきらなくなってしまい、止むを得ず外した次第です。

スイカは熱帯性野菜ですから、本来ならもっと長く設置していたかったです。

プロの農家は巨大な温室でハウス栽培をしており、雨や低温からスイカを守って栽培しています。

スイカは雨や低温が苦手との事なので、ハウスでもあればよいのですが、家庭菜園程度ではなかなか難しいです。

つるが伸びて場所もとりますから、スイカを作るのは結構大変です。

これから梅雨の時期に入るので、雨で泥が跳ねて病気になったりしないよう気をつけなければなりません。

株元はマルチで覆っているので大丈夫ですが、つるが伸びてくればマルチの横にワラなどを敷いて泥跳ね防止の対策をする必要があります。

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「親づる」の摘芯で「子づる」が伸びる (06/08)

摘芯後のすいかのつる①
摘芯後のすいかのつる①
摘芯後のすいかのつる②
摘芯後のすいかのつる②
摘芯後のすいかのつる③
摘芯後のすいかのつる③

5月下旬に「親づる」の摘芯をしてから、徐々に「子づる」が伸びてきました。

1株につき「子づる」を2本から5本を残し、「子づる」の成長を促進します。

残す「子づる」の数には幅がありますが、栽培スペース、品種、土壌等の様々な条件により異なるので一概にはいえません。

「ふじやま」さんは今回4本残すつもりですが、今は「親づる」の摘芯をしただけでほぼ放任状態で育っています。

見た目には「子づる」が3本から4本ほど残っています。

この「子づる」からまた「孫づる」が出てくるそうですが、まだその気配はありません。

これからどのように伸びていくのかまだはじめての経験なのでわかりません。しかし、調べたところによると、これからなる1番果は摘果してしまった方が良いらしいです。

「なす」でも一番初めに成る1番果は取り除いてしまいますが、これは株が十分生育しない内に実をつけると良い実ができない上に、株に著しく負担がかかってしまうからです。

一般的に野菜の苗は実ができるとその実に養分を集中させますから、実ばかりに養分がいって株の成長が停滞してしまう場合があります。

株が十分大きくなれば実に養分を与えても問題ありませんが、まだ小さい間は先に株の成長を優先させるため摘果する事があります。

「すいか」の場合は1番果は株がまだ小さい間になるので、変形したり甘く育たない可能性があります。

ですからはじめの1番果は涙をのんで取り除き、次の2番果に懸けるというわけです。

ワラを敷かずに雑草だらけ (06/28)

スイカやカボチャ栽培ではワラを敷くのが定番ですが、マルチのみでワラを敷かずにいたら雑草だらけになってしまいました。

ワラというのは意外と手に入らないもので、農家でもなければ買ってくるしかありません。

苗の購入の際に、ホームセンターで探してみると非常に高いので断念しました。

20リットルのポリ袋位に裁断されたワラが入っていましたが、たったそれだけで600円ほどしたのを覚えています。

スイカ6株を栽培するために区画全面にワラを敷くとしたら数千円はかかってしまいます。

苗自体は1株98円ですから、あまりにも勿体無い話です。

結局、ワラの購入は断念して株元だけマルチを敷く事にしたのですが、6月下旬まで放任していたら信じられない位に雑草が繁殖してしまいました。

丁度梅雨の時期で雑草が生い茂るには最適の時期ですが、スイカにとっては日も当たらず栄養も奪われて良い事はありません。

植え付け当初、ワラの代わりに布でも敷こうかと悩みましたが、つるから養分を吸収できなくなると困るので、そのまま放置していたらこのような状態になってしまいました。

初めてのスイカ栽培といえど完全に失敗です。

しかし、株はもちろんまだ生きていますから、これから何とか雑草を取り除いてつるが見えるようにしたいと思います。

雑草だらけのすいか畑②
雑草だらけのすいか畑②
雑草だらけのすいか畑③
雑草だらけのすいか畑③

雑草除去とダンボール敷設 (07/06)

スイカ栽培区画の雑草除去と併せて、ワラの代わりに布とダンボールの敷設を行いました。

本来なら栽培当初からワラを敷いていれば作業は必要なかったのですが、ワラがなく放任していた為にこのような結果に至りました。

雑草は高いもので50cm以上にも成長し、3株2畝で栽培している畝間を全面覆い尽くしていました。

つるが成長して畝間にも伸びていますので、鍬などの道具は使えず、雑草を一つ一つ手作業で取り除いていきました。

つるを傷めないように慎重に慎重に雑草を抜いていきますが、ツルが雑草に絡まっており、作業は難航しました。

つる自体も太さが約5ミリほどと細くて傷みやすいのでいかに損傷を少なくするか苦労しました。

どんなに慎重に作業してもどうしてもつるに多少のダメージは与えてしまうようで、つくづく最初にワラを敷いていたらと後悔するばかりでした。

雨の中、土の上を這って慎重に草とりをしましたが、「ふじやま」さん自身も泥だらけでつるや葉にも泥が付着してしまい、これから無事に成長してくれるかどうか心配です。

雑草だらけのすいか畑①(6/28)
雑草だらけのすいか畑①(6/28)
雑草だらけのすいか畑②(6/28)
雑草だらけのすいか畑②(6/28)
雑草だらけのすいか畑③(6/28)
雑草だらけのすいか畑③(6/28)
雑草だらけのすいか畑④(6/28)
雑草だらけのすいか畑④(6/28)

関連記事:「ふじやま」さんの家庭菜園日記「すいか」‐苗の植え付け / 苗の摘芯 / 囲いを外す / 「わらネット」設置 / 玉が出来始めた / 蔓が伸び放題 / 大小様々の玉 / 連日の雨で被害 / トンネル設置 / 長雨の被害 / 試しに1個収穫 / 小玉を収穫 / 2個目は赤い / 続々と収穫 / 蔓枯れと傷みで収穫 / 収穫は終盤

すいかの栽培事例②

収穫間際のすいか
収穫間際のすいか

ワラを敷かずに雑草だらけ (06/28)

スイカやカボチャ栽培ではワラを敷くのが定番ですが、マルチのみでワラを敷かずにいたら雑草だらけになってしまいました。

ワラというのは意外と手に入らないもので、農家でもなければ買ってくるしかありません。

苗の購入の際に、ホームセンターで探してみると非常に高いので断念しました。20リットルのポリ袋位に裁断されたワラが入っていましたが、たったそれだけで600円ほどしたのを覚えています。

スイカ6株を栽培するために区画全面にワラを敷くとしたら数千円はかかってしまいます。苗自体は1株98円ですから、あまりにも勿体無い話です。

結局、ワラの購入は断念して株元だけマルチを敷く事にしたのですが、6月下旬まで放任していたら信じられない位に雑草が繁殖してしまいました。

丁度梅雨の時期で雑草が生い茂るには最適の時期ですが、スイカにとっては日も当たらず栄養も奪われて良い事はありません。

植え付け当初、ワラの代わりに布でも敷こうかと悩みましたが、つるから養分を吸収できなくなると困るので、そのまま放置していたらこのような状態になってしまいました。

初めてのスイカ栽培といえど完全に失敗です。

しかし、株はもちろんまだ生きていますから、これから何とか雑草を取り除いてつるが見えるようにしたいと思います。

雑草だらけのすいか畑①
雑草だらけのすいか畑①
雑草だらけのすいか畑②
雑草だらけのすいか畑②
雑草だらけのすいか畑③
雑草だらけのすいか畑③

雑草除去とダンボール敷設 (07/06)

スイカ栽培区画の雑草除去と併せて、ワラの代わりに布とダンボールの敷設を行いました。

本来なら栽培当初からワラを敷いていれば作業は必要なかったのですが、ワラがなく放任していた為にこのような結果に至りました。

雑草は高いもので50cm以上にも成長し、3株2畝で栽培している畝間を全面覆い尽くしていました。

つるが成長して畝間にも伸びていますので、鍬などの道具は使えず、雑草を一つ一つ手作業で取り除いていきました。

つるを傷めないように慎重に慎重に雑草を抜いていきますが、ツルが雑草に絡まっており、作業は難航しました。つる自体も太さが約5ミリほどと細くて傷みやすいのでいかに損傷を少なくするか苦労しました。

どんなに慎重に作業してもどうしてもつるに多少のダメージは与えてしまうようで、つくづく最初にワラを敷いていたらと後悔するばかりでした。

雨の中、土の上を這って慎重に草とりをしましたが、「ふじやま」さん自身も泥だらけでつるや葉にも泥が付着してしまい、これから無事に成長してくれるかどうか心配です。

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スイカの一番果は大丈夫か (07/07)

すいかの一番果
すいかの一番果

 ほぼ放任栽培で育てていたスイカですが、1番果がかなり成長してきました。

昨日、雑草を取り除いてつるの下にダンボールや布を敷いて生育環境は改善しましたが、「摘芯」作業以来ほぼほったらかし状態でした。

栽培の指南書等を見ると、本来なら9節から10節目に着果する1番果は摘果した方が良いらしいです。

まだ株が生育不十分の時に着果すると、甘くならなかったり生育不良になる可能性があるとの事です。

しかしながら、雑草を伸ばし放題にしていた様に、スイカに手をかけなかった「ふじやま」さんは「摘果」を全くしませんでした。

人工受粉の作業もしませんでしたが、ミツバチが勝手に受粉をしてくれたみたいです。

今では1番果がハンドボール大の大きさまで成長しており、さすがに「摘果」するのはツライです。

はじめてのスイカ栽培なので多少の失敗は仕方ないと割り切り、今回はそのまま成長を見守る事にしました。

今後、どのように成長するか報告します。

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6株で現在10玉ほど生育中 (07/10)

スイカの苗を6株植え付けしましたが、7月上旬現在大小あわせて10玉ほど生育しています。

大きいものは既にハンドボールサイズですが、小さいものはまだソフトボール大と様々です。

受粉したばかりの小さな玉も2~3あるようですが、これらは数に入れていません。

はじめての栽培でこんなに沢山できるとは嬉しい限りですが、逆に順調すぎて不安にもなります。

栽培当初からワラを敷いておけば良かったのに放任して雑草だらけにしてしまったり、その雑草の除去で茎葉を傷めてしまいました。

雑草除去から数日経って見た目にはダメージはありませんが、これから無事に成長するか心配で仕方ありません。つくづくワラを敷かなかった事を後悔しています。

また、はじめての栽培のため栽培スペースが計算できず、かなり窮屈な栽培区画になってしまいました。

梅雨明けしてこれから炎天下の中でさらに成長するのであれば、今の倍くらいのスペースは必要かもしれません。

何はともあれ、何事もやってみなければわかりませんから、例え失敗しても次の栽培の教訓になればよいと思っています。

全体的には一応順調に成長していますが、そろそろ追肥をした方が良いかもしれません。

これから順調に成長すれば収穫時期の見極めが重要になりますが、一般的には大玉スイカは受粉から40~50日位が適期といわれています。

受粉日をチェックしておけば良いのですが、それもしていないので、大雑把に考えると6月中旬に受粉して7月下旬から8月上旬が最初の収穫期と予想されます。

すいかの生育状況①(7月)
すいかの生育状況①(7月)
すいかの生育状況②(7月)
すいかの生育状況②(7月)
すいかの生育状況③(7月)
すいかの生育状況③(7月)

完熟「すいか」で最高の出来!(07/21)

今年初めて栽培した「すいか」ですが、今日1個初収穫しました。

中身が全く見えない状態で、初めて作る「すいか」なので収穫適期が全くわかりませんでした。

恐る恐る包丁を入れてみると、真っ赤に完熟した最高の「すいか」でした。

熟し具合をみるのに良く手で叩いたりしますが、実際叩いても全然わかりません。

まだ成長中の小さい玉と収穫間近の大玉とは確かに音が違いますが、音で食べ頃を判断するのは難しいです。

本やネットで「すいかの収穫時期」を調べてみると、音だけでなく玉の裏側のつるが枯れているかとか、玉にツヤがなくなってきてからとか、受粉後40~50日が良いとか書いてあります。

受粉した日は正確にはわかりませんが、多分6月中旬だと思うので、大体40日程度は経過しているはずです。いくら悩んでも仕方がないので、思い切って一番大きい玉を収穫したわけです。

初めての「すいか」栽培で、これほど良質の「すいか」が獲れて本当に嬉しい限りです。

早速食べてみましたが、食感も良くとても甘い「すいか」でした。

スーパーで買えば1,500円程度はするであろう「すいか」がこうして家庭菜園で食べれるのですから、本当にありがたい事です。

畑にはまだ10個近くありますから、しばらくは「すいか」尽くしの日々が続きそうです。

収穫前のすいか(7月下旬)
収穫前のすいか(7月下旬)
収穫した完熟すいか①
収穫した完熟すいか①
収穫して切り分けたすいか(7月下旬)
収穫して切り分けたすいか(7月下旬)

「すいか」の音で食べ頃を判断 (07/25)

すいかの食べ頃を判断①
すいかの食べ頃を判断①
すいかの食べ頃を判断②
すいかの食べ頃を判断②
食べ頃のすいか
食べ頃のすいか

「すいか」の音で食べ頃を判断するのは難しいですが、何となくですがコツが掴めて来た感じがします。

初収穫から数日で既に3個の「すいか」を収穫しましたが、全ての「すいか」は叩くと「鈍い音」がしました。

ドンドンという低音の「鈍い音」の場合は中身が崩れているか、身が熟れ過ぎているようです。

実際、収穫した3個全ては身が熟しているものの、中身が崩れてしまっていました。

シャリシャリと食感は良く、甘みも十分で上出来でしたが、さすがに店で売っているものの様に完璧ではありません。

中身が崩れているのはどうやら玉が肥大して成長する早さに中身の成長が追いついていかない場合に良く起こるらしいです。

ある程度玉がついて成長し始めたら、つるの先端を切って玉に栄養を与える作業をしなかった事が影響していると思われます。

何分はじめての栽培という事で、玉が10個以上付いて出揃っても、そのままつるを放任して伸ばし続けてしまいました。

栽培初期に親づるの摘芯をしましたが、それ以来つるには全く手を付けていません。

今まで収穫したすいかは「鈍い音」しかしませんが、逆にピンピンと弾ける「高い音」は身が詰まっているらしいです。

まだその様なすいかには出会っていませんが、あと10個程度は残っているので果たして甘くて身が崩れていないすいかに巡り会えるか楽しみにしています。

病気発生で収穫危うし (07/27)

順調に生育していた「すいか」ですが、残念ながら葉が黒ずんでくる病気が発生してしまいました。

「すいか」は接木でなければ5年間は連作できないとの事ですが、連作すると病気が発生するからです。

「ふじやま」さんが今回「すいか」を栽培した区画は連作ではありませんが、ここ数日の天候不順の長雨で病気が発生してしまったようです。

「すいか」の病気は色々ありますが、葉が黒ずんで枯れ初めていることから「つる枯れ病」と推測されます。

一旦病気が発生してしまうと回復するのは困難ですから、天候が回復してこれ以上病気が拡散しない事を祈るばかりです。

病気の影響を心配して、今朝既に2個収穫しましたので、これまでで大玉を5個収穫した事になります。

これだけでも初めての栽培にしては大成功ですが、まだ7~8個未収穫の玉があります。

無事にそれらの玉の収穫を終える為にも病気の蔓延は避けたいところです。

とはいえ「ふじやま」さんの家庭菜園は無農薬栽培ですから農薬は使用しません。

全ては天候次第という事になります。

尚、この区画ではもう病気が発生しましたし、向こう5年間は連作できません。

来年は別の区画で「すいか」を作りたいと思います。

病気が発生したすいかの株①
病気が発生したすいかの株①
病気が発生したすいかの株②
病気が発生したすいかの株②
病気が発生したすいか
病気が発生したすいか

関連記事:「ふじやま」さんの家庭菜園日記「すいか」‐苗の植え付け / 苗の摘芯 / 囲いを外す / 「わらネット」設置 / 玉が出来始めた / 蔓が伸び放題 / 大小様々の玉 / 連日の雨で被害 / トンネル設置 / 長雨の被害 / 試しに1個収穫 / 小玉を収穫 / 2個目は赤い / 続々と収穫 / 蔓枯れと傷みで収穫 / 収穫は終盤

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